第38回全日本大学サッカー選手権大会

第38回全日本大学サッカー選手権大会

1989年11月22日から26日までの5日間にわたり、全日本大学サッカー選手権大会が開催されました。この大会は、全国の大学サッカーの頂点を決める重要なイベントであり、今年は15校の大学が参加しました。代表校は、9つの地域から選ばれたチームに加え、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの優勝校も名を連ねています。

大会の概要と変更点

今回の大会では、近年のトレンドを反映して三位決定戦が廃止され、準決勝で敗れた両チームが共に三位となる新しい方式が採用されました。これにより、両チームともに素晴らしいプレーを全うすることが求められました。

日程と開催場所

大会は、以下の日程で執り行われました。

• - 1回戦: 1989年11月22日
• - 準々決勝: 1989年11月23日
• - 準決勝: 1989年11月25日
• - 決勝: 1989年11月26日

決勝戦は国立競技場で行われ、他の試合は西が丘サッカー場や駒沢競技場など、東京都内の複数の競技場で実施されました。

出場大学一覧

出場した大学は以下の通りです。

1. 順天堂大学（東京、総理大臣杯優勝チーム）
2. 札幌大学（北海道代表）
3. 仙台大学（東北代表）
4. 国士舘大学（関東第1代表）
5. 筑波大学（関東第3代表）
6. 中央大学（関東第4代表）
7. 東海大学（関東第5代表）
8. 金沢大学（北信越代表）
9. 中京大学（東海第1代表）
10. 愛知学院大学（東海第2代表）
11. 大阪体育大学（関西第1代表）
12. 同志社大学（関西第2代表）
13. 大阪商業大学（関西第3代表）
14. 島根大学（中国代表）
15. 高知大学（四国代表）
16. 福岡大学（九州代表）

各大学が持つ独自の戦略と選手たちが一体となり、素晴らしいゲーム展開を繰り広げました。

試合結果

1回戦から決勝までの試合は、各大学が激しい戦闘を繰り広げました。順天堂大学は見事なプレーで全勝を収め、3年連続での優勝を達成しました。これにより、順天堂大学は大学サッカー界での地位を再確認しました。

表彰と個人賞

大会終了後、特に目立った選手たちが多く表彰されました。

• - 最優秀選手賞: 真田雅則（順天堂大学）
• - 優秀選手賞:

- ベストGK: 真田雅則（順天堂大学）
- ベストDF: 阪倉裕二（順天堂大学）
- ベストMF: 杉本雅央（順天堂大学）
- ベストFW: 山本康彦（順天堂大学）

これらの選手たちは、試合のあらゆる場面でチームのため尽力し、大会の盛り上がりに貢献しました。

まとめ

第38回全日本大学サッカー選手権大会は、順天堂大学の強さが際立った大会となりました。この年の大会は、選手たちの熱意や競技力向上の象徴ともなる快挙です。引き続き、大学サッカー界の発展に期待が寄せられます。

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