第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会

第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会概要

第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会は、2015年11月6日から11月23日の間、大分県、愛媛県、島根県、高知県にて行われました。この大会は、地方リーグの強豪チームが集結し、全国タイトルを争う重要なスポーツイベントとなっています。

開催の背景

大会の準備は2015年8月7日に全国社会人サッカー連盟から発表された大会要項に基づいて行われました。基本的なルールやフォーマットは前年と変わらず、参加チームは地域リーグの優勝チームと追加の代表チームから構成されました。

出場チーム

出場チームは、2015年度に各地域リーグで優勝した9チームで構成されていました。これに加え、第51回全国社会人サッカー選手権大会からの上位3チームも参加資格を得て、最終的に12チームが揃いました。具体的な参加チームは以下です：

• - 北海道：札幌蹴球団
• - 東北1部：FCガンジュ岩手
• - 関東1部：ブリオベッカ浦安
• - 北信越1部：サウルコス福井
• - 東海1部：FC刈谷
• - 関西1部：アルテリーヴォ和歌山
• - 中国：松江シティFC
• - 四国：FC今治
• - 九州：新日鐵住金大分
• - 追加チーム：阪南大クラブ（関西1部6位）、バンディオンセ加古川（関西1部2位）、ラインメール青森（東北1部2位）。

試合方式

大会は1次ラウンドと決勝ラウンドに分かれ、各ラウンドで計4チームが競い合う形式で進行しました。1次ラウンドは12チームを4チームずつ3つのグループに分け、リーグ戦を行います。グループの1位と2位の中で最上位のチームが決勝ラウンドに進出します。ここでも4チームが総当たり戦を行い、最終的な順位が決定されます。

試合は90分（45分ハーフ）で行われ、同点の場合はPK戦で勝者を決定します。各試合の勝ち点は、90分で勝利した場合が3点、PK戦での勝利が2点、PK戦での敗戦が1点、90分での敗北が0点と決められており、3試合の総合勝ち点で順位が算出されます。勝ち点が同じ場合は得失点差などが考慮されます。

大会の進行

組み合わせ抽選会は10月24日に実施され、その模様は関西サッカーリーグの公式Ustreamチャンネルで生中継されました。大会が行われる各グループの試合は、全チームが全面的に出場し、それぞれの実力を試す場となりました。

結果と今後

この大会は、地域サッカーの振興だけでなく、JFL（日本フットボールリーグ）への昇格のパスポートともなる重要なイベントです。最終結果として、優勝したラインメール青森と2位のブリオベッカ浦安は、12月9日に行われた理事会でJFLに昇格することが正式に決定されました。3位のサウルコス福井と4位のFC刈谷は、それぞれ地域リーグに残留が決まっています。

まとめ

第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会は、地域サッカーチームの技術と情熱が結集した貴重な機会となり、地域サッカー界の未来を明るくする素晴らしいイベントとして記憶されることでしょう。

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