第4局

第4局の概要

第4局は、日本の行政機関である会計検査院の内部部局の一つです。会計検査院は国家の予算や財務を監査する重要な機関であり、その中の第4局は特に文部科学や農林水産に関する検査業務を担当しています。

所管業務

第4局は複数の課によって構成され、各課には特定の監査対象が割り当てられています。以下に各課の業務内容を紹介します。

文部科学検査第1課

この課は、文部科学省に所属する独立行政法人を監査します。具体的には、国立特別支援教育総合研究所や国立美術館、日本スポーツ振興センター、国立文化財機構など様々な教育・文化関連の機関が含まれています。

文部科学検査第2課

こちらの課は、文部科学省の高等教育局や科学技術・学術政策局、研究振興局などの関連機関を監査します。また、日本学士院や国立大学法人、日本学生支援機構なども対象です。

上席調査官（文部科学担当）

この役職は文部科学省研究開発局に関連する機関の監査を行います。対象には、防災科学技術研究所や量子科学技術研究開発機構など高度な研究機関が含まれています。

農林水産検査第1課

この課は、農林水産本省や関連する独立行政法人を監査します。具体的には、農林水産消費安全技術センターや農業者年金基金などが含まれています。

農林水産検査第2課

農林水産省農村振興局に関連する検査を行います。

農林水産検査第3課

この課は、畜水産安全管理課や動物衛生課、動物医薬品検査所などをターゲットにし、農林水産省関係のさまざまな機関を監査しています。日本中央競馬会なども含まれここでの監査が行われます。

農林水産検査第4課

最後に、農林水産省の農林水産技術会議や林野庁、さらには森林研究・整備機構などを対象にして監査が行われています。

組織構成

第4局は、意思決定を行う検査官会議と、実際に検査を実施する事務総局により構成されています。このように明確に役割が分かれていることで、効率的かつ効果的な監査業務が可能となっています。

幹部構成

第4局の幹部には、課長級以上の職員が揃っています。

• - 局長：片桐 聡
• - 官房審議官：中村 和紀、山岸 和永の2名が第4局を担当
• - 監理官：金澤 茂が監理官を務めています
• - 各課には、専門の課長が配置されており、文部科学検査第1課長の島崎 栄治や農林水産検査第3課長の本多 正勝などが名を連ねています。

結論

第4局の多様な業務と組織構成は、日本の教育及び農林水産業における透明性や公正性を確保するために欠かせないものです。これにより、国民に対する説明責任を全うし、国家の信頼性を高める役割を果たしています。

もう一度検索