第43回日本ハンドボールリーグ

2018-19年シーズン日本ハンドボールリーグの概要

2018-19年シーズン、日本ハンドボールリーグは第43回目の大会を迎えました。前シーズンと同様に、全9チームが参加し、3回戦総当たりのリーグ戦を実施。各チームは、全てのチームと対戦し、レギュラーシーズンの順位を決定しました。最終的には上位4チームがプレーオフに進出し、さらに熱い戦いが繰り広げられました。プレーオフでは、ステップラダー方式が採用され、ファンの期待を一身に背負ったチーム同士の戦いが見どころとなりました。

チームと選手の動向

このシーズンでは、様々な選手の移籍や引退が話題となりました。

• - 3月31日に、日本ハンドボールリーグ機構の多田博会長が退任し、後任には吉田實が就任しました。
• - 5月9日には、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの藤井保奈美選手が現役引退を発表し、その他にも多くの選手の移籍や契約が行われました。
• - 7月6日には、藤田明日香がドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントへ移籍し、注目を集めました。
• - シーズンの開幕を控えた8月22日には、琉球コラソンから棚原良選手が海外挑戦のため退団するなど、チーム構成にも変化が見られました。

リーグの進行

リーグは9月22日に開幕し、続いての試合では各チームが日々競り合いながら、激闘を繰り広げました。特に、11月4日には大同特殊鋼がトヨタ紡織九州戦で、日本リーグ史上初の通算400勝を達成したことが大きな話題となりました。

レギュラーシーズンの結果

最終的に3月10日にレギュラーシーズンが終了し、男子では大崎電気、女子では北國銀行がそれぞれ1位を獲得しました。特に女子の北國銀行はその強さを証明する結果となり、プレーオフでも注目を集めました。

クライマックスのプレーオフ

男女プレーオフ決勝は3月17日に駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われ、男子はトヨタ車体が大崎電気を27対23で倒し、感動の初優勝を果たしました。女子の試合では北國銀行がオムロンを29対20で下し、5連覇を達成しました。これにより、女子リーグの強さが際立つ結果となりました。

チャレンジ・ディビジョン

シーズン中には、チャレンジ・ディビジョンも実施。男子の部では東ブロック、西ブロック、九州ブロックからそれぞれ多くのチームが参加し、調整や育成の場として機能しました。最終順位は特定の結果を参考にしながら、今後の発展が期待されるなかで決まることとなりました。

結論

2018-19年シーズンの日本ハンドボールリーグは、各チームが老舗の魅力を発揮しつつ、新たな選手や戦略が注目された見ごたえのあるシーズンでした。今後もこのリーグの発展が楽しみなところです。

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