第47回世界卓球選手権団体戦

第47回世界卓球選手権団体戦 (2004年ドーハ)

2004年3月1日から3月7日まで、カタールのドーハで開催された第47回世界卓球選手権団体戦は、世界各国の卓球Topチームが集結し、激戦を繰り広げました。この大会で、男子は中国が2連覇、女子も中国が6連覇という圧倒的な強さを見せつけました。

試合形式

試合は11点5ゲーム制で行われ、シングルスのみで争われました。各チームは5試合中3試合を制することで勝利となり、選手の出場順はABCAB、XYZYXのいずれかの順に固定されていました。チャンピオンディビジョンでは、上位12チームが6チームずつの2つのリーグに分かれて予選を行い、その後、各リーグの順位に応じて決勝トーナメントや順位決定戦が行われました。

順位決定方式は以下の通りです。

1位対1位 - 勝者が決勝進出、敗者は2位対2位の勝者と準決勝
2位対2位 - 勝者が1位対1位の敗者と準決勝、敗者は4位確定
3位対3位 - 勝者が5位決定戦へ、敗者は7位決定戦へ
4位対4位 - 勝者が7位決定戦へ、敗者は8位確定
5位対5位 - 9位、10位決定戦
6位対6位 - 11位、12位決定戦

日本代表の戦績

日本代表チームは、男子を宮崎義仁監督、女子を西村卓二監督が率いて大会に臨みました。

男子チームは、残念ながら予選リーグで1勝も挙げることができず、予選6位同士の対戦となったロシア戦にも敗れ、最終順位は12位となりました。

一方、女子チームは、予選リーグで世界ランキング6位の帖雅娜選手に2勝するなど、全勝で通過しました。グループリーグ1位同士で争われた中国との試合では、梅村礼選手が王楠選手にフルセットで敗れ、福原愛選手も張怡寧選手に敗れて0-2と苦しい展開となりました。しかし、藤沼亜衣選手が李菊選手を、梅村礼選手が張怡寧選手をそれぞれフルセットで破り、2-2のタイに戻しました。最後は福原愛選手が王楠選手にストレートで敗れ、惜しくも勝利を逃しました。準決勝では香港との再戦となり、0-3で敗れましたが、見事銅メダルを獲得しました。

大会の結果 (詳細略)

男子
女子

関連情報

2004年アテネオリンピックの卓球競技

外部リンク

第47回世界卓球選手権ドーハ大会（団体戦） 記録（日本卓球協会）
ITTFデータベース （英語）
ドーハ世界団体「非観戦」日記

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