第48回選抜高等学校野球大会

第48回選抜高等学校野球大会

第48回選抜高等学校野球大会は、1976年3月27日から4月6日までの間、阪神甲子園球場で行われました。この大会は、高校野球界における重要なイベントとして、多くの強豪高校が出場し、熱戦が繰り広げられました。

出場校の概要

大会には全国から選抜された42校が出場し、それぞれが優勝を目指して挑みました。伝統的な強豪校や新興の学校が参加し、多様な対戦が展開されました。この時期、選手たちは自らの技術とチームワークを駆使して、数々のドラマを生み出しました。

試合結果

大会の試合は、まず1回戦から始まりました。以下に主な試合結果を示します。

1回戦（3月27日 - 3月31日）

• - 3月27日：岡山東商 3 - 2 弘前工、日田林工 7 - 3 新居浜商、土佐 4 - 3 豊見城
• - 3月28日：徳島商 6 - 3 和歌山工、東洋大姫路 7 - 4 県岐阜商、習志野 8 - 7 大社、智弁学園 5 - 0 札幌商
• - 3月29日：岡崎工 1 - 0 宇部工、天理 6 - 0 修徳、福井 6 - 1 東海大一
• - 3月30日：雨天中止
• - 3月31日：鉾田一 1 - 0 糸魚川商工、崇徳 11 - 8 高松商、鹿児島実 2 - 0 学法石川

2回戦（4月1日 - 4月2日）

• - 4月1日：北陽 2x - 1 函館有斗（延長10回）
• - 4月2日：小山 3 - 2 岡山東商、日田林工 8 - 3 新宮、土佐 6 - 0 徳島商、東洋大姫路 4x - 3 習志野、智弁学園 4 - 3 岡崎工

準々決勝（4月4日）

• - 小山 4 - 3 土佐
• - 東洋大姫路 11 - 3 智弁学園
• - 崇徳 4 - 0 福井
• - 日田林工 8 - 2 北陽

準決勝（4月5日）

• - 小山 1 - 0 東洋大姫路
• - 崇徳 3 - 1 日田林工

大会の記録

本大会では多くの選手が素晴らしい活躍を見せました。本塁打の王者として記録された選手には、和歌山工の西川新吾、東洋大姫路の弓岡敬二郎、新宮の井上信也、天理の鈴木康友などがいます。

主な出場選手

出場選手の中には、今後の野球界で名を馳せる選手も多く存在していました。例えば、東洋大姫路の松本正志、天理の福家雅明、智弁学園の山口哲治や上村恭生、豊見城の赤嶺賢勇などが名を連ねています。彼らの活躍は、この大会を盛り上げる一因となりました。

結論

第48回選抜高等学校野球大会は、高校野球のレベルを再確認できる一大イベントとして記憶されるべきものです。多くの熱戦と、選手たちの熱意は今でも語り継がれています。この大会を通じて、多くの選手たちが成長し、次世代の野球界を担う存在となっていきました。

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