第49回世界卓球選手権団体戦

第49回世界卓球選手権団体戦（広州）

2008年2月24日から3月2日にかけて、中国の広州体育館で開催された第49回世界卓球選手権団体戦は、中国が男女ともに圧倒的な強さを見せつけた大会となりました。男子は中国が4連覇、女子は8連覇を達成し、その強さを世界に示しました。また、アジア勢が男女ともにベスト4を独占するという結果も、今大会の大きな特徴の一つです。

大会結果

男子

優勝: 中国
準優勝: 韓国
3位: 日本、香港

女子

優勝: 中国
準優勝: シンガポール
3位: 日本、香港

日本選手団の活躍

今大会において、日本は男女ともに3位に入賞し、銅メダルを獲得しました。男女揃っての団体メダル獲得は、1979年の平壌大会以来、実に29年ぶりの快挙となりました。特に男子は、前回のブレーメン大会での14位から大きく躍進し、メダル獲得に大きく貢献しました。

時差が少ない広州での開催ということもあり、多くの試合がテレビ東京系列で中継され、高い視聴率を記録しました。個人戦では苦戦を強いられた女子も、団体戦では韓国との激戦を制し、予選リーグを1位で通過するなど、健闘を見せました。しかし、男女ともに準決勝で敗退し、世界の壁の高さを改めて感じることとなりました。

テレビ放送

テレビ東京では、石原良純氏と大橋未歩アナウンサーがキャスターを務め、松下浩二氏と岸田聡子氏が解説を担当しました。実況は植草朋樹アナウンサーと斉藤一也アナウンサーが務め、現地からは大竹佐知氏がレポートを担当しました。また、槇原敬之氏の『Dance with me』が番組テーマ曲として使用されました。

まとめ

第49回世界卓球選手権団体戦は、中国の圧倒的な強さが際立つ一方で、日本も男女揃って銅メダルを獲得するなど、記憶に残る大会となりました。特に、長年のブランクを経ての団体メダル獲得は、日本の卓球界にとって大きな喜びであり、今後の更なる発展への期待を高めるものでした。

関連項目

2008年北京オリンピックの卓球競技

外部リンク

2008世界卓球選手権広州大会（団体戦） 記録（日本卓球協会）
世界卓球2008中国 （テレビ東京）
第49回世界卓球選手権広州大会（バタフライ）
* ITTFデータバンク （英語）

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