第50回日本ラグビーフットボール選手権大会

第50回日本ラグビーフットボール選手権大会

2013年2月2日から24日にかけて開催された第50回日本ラグビーフットボール選手権大会は、秩父宮ラグビー場、近鉄花園ラグビー場、国立競技場を舞台に、10チームが激突しました。3年連続6度目の優勝を果たしたのは、サントリーサンゴリアスです。今大会では、トップリーグ上位4チームに加え、ワイルドカードトーナメントを勝ち抜いた2チーム、そして大学選手権とクラブ選手権の優勝チーム、計10チームが栄冠を目指しました。

ワイルドカードトーナメント

トップリーグ6チーム中、プレーオフ出場を逃した5位から10位のチームがワイルドカードトーナメントで激突し、決勝トーナメント進出を目指しました。1回戦では、NECグリーンロケッツがNTTコミュニケーションズシャイニングアークスを下し、近鉄ライナーズがリコーブラックラムズを破りました。2回戦では、ヤマハ発動機ジュビロが近鉄ライナーズを圧倒し、トヨタ自動車ヴェルブリッツがNECグリーンロケッツを退けました。

出場チーム

今大会に出場した10チームは以下の通りです。

サントリーサンゴリアス（トップリーグ優勝）：7年連続14回目の出場
東芝ブレイブルーパス（トップリーグ準優勝）：4年連続14回目の出場
パナソニックワイルドナイツ（トップリーグプレーオフトーナメント出場）：6年連続8回目の出場
神戸製鋼コベルコスティーラーズ（トップリーグプレーオフトーナメント出場）：5年連続17回目の出場
トヨタ自動車ヴェルブリッツ（ワイルドカードトーナメント勝ち抜き）：2年ぶり16回目の出場
ヤマハ発動機ジュビロ（ワイルドカードトーナメント勝ち抜き）：2年連続5回目の出場
コカ・コーラウエストレッドスパークス（トップリーグチャレンジシリーズ1位）：7年ぶり3回目の出場
帝京大学（第49回全国大学選手権大会優勝）：5年連続7回目の出場
筑波大学（第49回全国大学選手権大会準優勝）：初出場
六甲ファイティングブル（第20回全国クラブ大会優勝）：2年連続3回目の出場

試合結果

1回戦 (2月2日)

トヨタ自動車ヴェルブリッツ 5-20 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
パナソニックワイルドナイツ 56-14 ヤマハ発動機ジュビロ
筑波大学 15-47 コカ・コーラウエストレッドスパークス
帝京大学 115-5 六甲ファイティングブル

2回戦 (2月10日)

コカ・コーラウエストレッドスパークス 29-45 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
パナソニックワイルドナイツ 54-21 帝京大学

準決勝 (2月16日)

サントリーサンゴリアス 26-13 パナソニックワイルドナイツ
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 31-29 東芝ブレイブルーパス

決勝

決勝戦では、サントリーサンゴリアスが、接戦を制し、見事優勝を飾りました。

まとめ

今大会は、ワイルドカードトーナメントの接戦や、大学チームの躍進など、多くの見どころがありました。サントリーサンゴリアスの優勝で幕を閉じた第50回日本ラグビーフットボール選手権大会は、日本ラグビー界の底力を感じさせる大会となりました。各チームの戦いを振り返り、今後の日本ラグビーの発展に期待が高まります。

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