第55回天皇杯全日本サッカー選手権大会

第55回天皇杯全日本サッカー選手権大会

1975年12月14日から1976年1月1日までの間に行われた第55回天皇杯全日本サッカー選手権大会は、日本サッカー界の重要なイベントの一つです。本大会には合計26チームが出場し、熱い戦いが繰り広げられました。

出場チーム

出場チームは日本サッカーリーグ1部を中心に構成され、前年と同様に多様なクラブが参加しました。具体的には、以下のチームが名を連ねました。

• - 日本サッカーリーグ1部

- 東洋工業（24回目）
- 新日本製鐵（19回目）
- 古河電工（12回目）
- 日立製作所（11回目）
- 三菱重工（11回目）
- ヤンマー（8回目）
- 日本鋼管（5回目）
- 永大産業（4回目）
- トヨタ自工（4回目）
- フジタ工業（4回目）

• - 北海道

- 函館サッカー（初出場）

• - 東北

- 新日鐵釜石（3回目）

• - 関東

- 早稲田大学（15回目）
- 中央大学（13回目）
- 明治大学（8回目）
- 法政大学（7回目）

• - 北信越

- 日精樹脂工業（初出場）

• - 東海

- 中京大学（初出場）
- ヤマハ発動機（初出場）

• - 関西

- 大阪商業大学（5回目）
- 田辺製薬（4回目）
- 電電近畿（3回目）
- 大阪体育大学（初出場）

• - 中国

- 三菱石油（初出場）

• - 四国

- 帝人松山（6回目）

• - 九州

- 九州産業大学（3回目）

試合結果

1回戦

1回戦では多くのチームが熱戦を繰り広げました。以下は主な試合結果です。

• - 日本鋼管 2 - 0 早稲田大学
• - 田辺製薬 1 - 3 永大産業
• - 大阪体育大学 1 - 2 中京大学
• - ヤマハ発動機 2 - 0 法政大学
• - 九州産業大学 1 - 0 電電近畿
• - 函館サッカー 0 - 6 中央大学
• - 三菱石油 0 - 1 帝人松山
• - 日精樹脂工業 1 - 3 明治大学
• - トヨタ自工 2(PK5-4) 2 大阪商業大学
• - 新日鐵釜石 0 - 4 フジタ工業

2回戦

次のラウンドでは、日本鋼管が永大産業をPK戦で制するなど、白熱した戦いが続きました。

• - 日本鋼管 1(PK3-2) 1 永大産業
• - 中京大学 0 - 3 日立製作所
• - 新日本製鐵 2 - 1 ヤマハ発動機
• - 九州産業大学 0 - 4 ヤンマー
• - 三菱重工 1 - 0 中央大学
• - 帝人松山 0 - 2 東洋工業
• - 古河電工 3 - 1 明治大学
• - トヨタ自工 0 - 1 フジタ工業

準々決勝

準々決勝では、さらなる緊張感のある試合が展開されました。注目の試合結果は以下です。

• - 日本鋼管 0 - 1 日立製作所
• - 新日本製鐵 0 - 2 ヤンマー
• - 三菱重工 2 - 1 東洋工業
• - 古河電工 1 - 2 フジタ工業

準決勝

準決勝では、日立製作所とフジタ工業がそれぞれ勝利し、決勝戦への切符を手にしました。

• - 日立製作所 1 - 0 ヤンマー
• - 三菱重工 0 - 1 フジタ工業

決勝

そして、1976年1月1日の決勝戦では、日立製作所がフジタ工業に2 - 0で勝利し、栄冠を手にしました。この大会を通じて、数々の名試合が繰り広げられ、サッカーファンの記憶に残る結果となりました。

まとめ

第55回天皇杯全日本サッカー選手権大会は、出場チームの数や試合の展開からもその重要性がうかがえます。多くのチームが激突し、その中で勝ち残った日立製作所が見事なパフォーマンスを発揮しました。この大会は、サッカーの魅力を再確認させてくれた瞬間であり、関係者やファンにとって特別な意味を持つイベントでした。

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