第65回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第65回全国高等学校ラグビーフットボール大会の開催

1985年12月28日から1986年1月7日にかけて、近鉄花園ラグビー場で第65回全国高等学校ラグビーフットボール大会が開催されました。この大会は全国から集まった高校ラグビーの頂点を決めるもので、特に注目されたのは関東地区勢がベスト4を独占した点です。大会の優勝校は、東京第2地区の代表である大東大一高校で、学校にとって初の全国大会制覇を達成しました。

大会の概要と日程

本大会は、12月28日の1回戦から1月7日の決勝戦までの間に、数日間にわたり行われました。各試合は以下の日程で開催されました。

• - 1回戦：12月28日
• - 2回戦：12月30日
• - 3回戦：1月1日
• - 準々決勝：1月3日
• - 準決勝：1月5日
• - 決勝：1月7日

このトーナメントは、シード校を含むチームが参加し、試合は1回戦と2回戦では25分ハーフで行われ、3回戦以降は30分ハーフで実施されました。万が一同点の場合には、抽選で次のチームが決まる方式が採用されていました。

主な試合結果

各ラウンドの試合結果は次の通りです。

• - 準決勝：

- 本郷 12 - 10 相模台工
- 大東大一 15 - 3 熊谷工

• - 決勝：

- 大東大一（初優勝） 8 - 0 本郷

このように、決勝では大東大一高校が本郷高校を相手に優勝を勝ち取る瞬間が訪れました。優勝校の初優勝は、学校にとっても歴史的な瞬間となりました。

関連イベント

また、大会に連動して、第9回高校東西対抗試合も行われました。この試合は大会で特に優秀だった選手たちを選出し、東軍と西軍に分かれて対戦する形で進められました。

• - 試合結果：東軍 38 - 7 西軍

この対抗戦は、いわゆる高校ラグビー版のオールスターゲームで、多くの観客を魅了しました。

参考文献

大会に関する詳細な記録は、『日本ラグビー2005平成16年～平成17年公式戦主要記録』（ISBN 4-583-03863-1）などを参考にすることができます。

公式サイト

さらに、大会の歴代優勝校や関連情報は、毎日放送の大会公式サイトにて確認可能です。ここでは過去の大会の詳細なデータが掲載されています。

ラグビーフットボールは日本における人気スポーツの一つであり、大会を通じて多くの若者たちがその魅力に触れ、未来の可能性を広げています。

もう一度検索