第74回都市対抗野球大会予選とは？意味をやさしく解説

第74回都市対抗野球大会予選

第74回都市対抗野球大会本戦出場チームを決定するため、全国各地で予選が実施されました。この記録は、本戦への道筋となった全507試合の結果をまとめたものです。代表決定戦を除くコールドゲームや延長戦の詳細イニングは割愛されています。

各地区の予選結果は以下の通りです。

1次予選を経て、サンワード貿易、航空自衛隊千歳、室蘭シャークス、JR北海道、NTT北海道が2次予選へ進出。2次予選は代表決定リーグ戦形式で行われ、サンワード貿易が3勝無敗で首位となり、本戦出場権を獲得しました。

青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島の各県で1次予選が行われ、それぞれ勝ち抜いたチームが東北2次予選に進みました。東北2次予選はトーナメント形式で争われ、七十七銀行とTDKが本戦出場を決めました。

茨城、栃木、群馬の各県1次予選を突破したチームが集まり、北関東2次予選が開催されました。住友金属鹿島が代表決定戦で富士重工業を下し、本戦出場。富士重工業は関東2次予選へ回りました。

埼玉、千葉、山梨の各県1次予選通過チームが南関東2次予選に臨みました。日本通運が第1代表、延長戦の末にかずさマジックが第2代表となり、本戦出場権を獲得。JFE東日本は関東2次予選へ進みました。

1次予選通過チームとシードチームによる2次予選トーナメントが行われました。シダックス、JR東日本、NTT東日本の3チームが本戦出場権を獲得。鷺宮製作所は関東2次予選へ進みました。

トーナメント形式の予選を勝ち抜き、東芝が第1代表、三菱ふそう川崎が第2代表として本戦出場を決めました。新日本石油は関東2次予選へ回りました。

北関東、南関東、東京、神奈川の各地区予選で敗者復活に回ったチームによる最後の代表決定戦が行われました。富士重工業と新日本石油が勝利し、本戦への最後の切符を掴みました。

静岡、愛知・三重の1次予選を勝ち抜いたチームを含む多数のチームが東海2次予選に集結。リーグ戦と複雑なトーナメントを経て、トヨタ自動車、三菱重工名古屋、昭和コンクリート、西濃運輸、三菱自動車岡崎、東邦ガスの6チームが本戦出場を決めました。

新潟、長野、富山の各県1次予選通過チームが北信越2次予選に出場。トーナメントを勝ち上がったNTT信越硬式野球クラブが代表決定戦で北銀クラブを破り、本戦出場権を獲得しました。

滋賀、京都、奈良、兵庫の各県1次予選突破チームによる2次予選が開催されました。日本新薬が第1代表、新日鐵広畑が第2代表として本戦出場。大和高田クラブは近畿地区の代表決定戦へ回りました。

1次予選を勝ち抜いたチームにシードチームを加えた2次予選トーナメントが行われました。NTT西日本、大阪ガス、日本生命の3チームが本戦出場を決めました。松下電器は近畿地区の代表決定戦へ進みました。

京滋奈兵地区と阪和地区から進出した代表決定戦敗退チームによる一発勝負が行われ、松下電器が大和高田クラブを下し、本戦出場を果たしました。

岡山、広島、山口の各県1次予選を通過したチームを含む多数のチームが中国2次予選に臨みました。リーグ戦後のトーナメントを勝ち抜いたNTT西日本中国野球クラブ（延長戦）とJFE西日本が本戦出場権を獲得しました。

1次予選リーグ戦を勝ち抜いたJR四国と四国銀行による2次予選が行われました。3試合制の対抗戦で四国銀行が2勝1敗とし、本戦出場を決めました。

福岡、沖縄の1次予選やシードチームなど、多くのチームが九州2次予選に集結しました。トーナメントの結果、日産自動車九州、ホンダ熊本、三菱重工長崎の3チームが本戦出場権を獲得しました。

これらの予選を勝ち抜いた精鋭チームが、第74回都市対抗野球大会本戦で都市の誇りをかけて戦いました。

もう一度検索