第80回
全国高等学校ラグビーフットボール大会は、
2000年12月27日から
2001年1月7日まで、近鉄花園ラグビー場で開催されました。この大会は全国の高校ラグビーの頂点を決める重要なイベントであり、今大会では
京都府の伏見工業高校が見事に優勝を果たしました。彼らにとっては、今回の勝利が3回目の優勝となります。
大会の概要
今大会から、國學院栃木高校と東福岡高校は連続出場を継続しています。現時点(2018年度)でも両校は出場を果たしており、その強豪ぶりが伺えます。ただし、出場校数の増加は行われず、例年通りの出場校数が維持されました。
日程
大会は以下の日程で進行しました。
試合時間
全ての試合はハーフ30分で実施され、万が一同点で試合が終了した場合は、次の基準により勝者が決まります:1. トライ数 2. ゴール数 3. 抽選。
試合結果
1回戦
2回戦
3回戦
準々決勝
準決勝
このラウンドでの注目の試合は、佐賀工業と仙台育英の対戦でした。結果は31-31の引き分けとなり、もう一方の試合では伏見工業が埼工大深谷を26-12で下しました。
決勝
決勝戦では、伏見工業高校が佐賀工業高校を21-3で破り、8年ぶりの優勝を成し遂げました。この試合は両校のプライドをかけた戦いであり、伏見工業の選手たちの強い意志が伝わってきました。
関連試合
大会終了後には「第24回高校東西対抗試合」が行われました。この試合は、大会で特に活躍した選手たちを選抜し、東軍と西軍に分かれて戦う高校ラグビー版のオールスターゲームです。東軍監督には丹野博太氏、西軍監督には高崎利明氏が就任し、
2001年1月13日に国立競技場で行われ、東軍が49-31で西軍を下しました。
参考文献
本大会に関する詳細は、書籍『日本ラグビー2005平成16年~平成17年公式戦主要記録』(ISBN 4-583-03863-1)などで確認できます。
関連項目
また、この大会に関連する内容として「花園伝説〜ここがすべての出発点〜」という番組が大会開幕前に放送されました。
外部リンク
大会の公式サイトや、日本ラグビー情報「D-POWER」などでさらなる情報を得ることができます。