第81回天皇杯・第72回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

第81回天皇杯・第72回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

大会概要

全日本総合バスケットボール選手権大会は、日本のバスケットボールにおける年間王者を決定する伝統ある大会です。2006年1月2日から9日までの期間、第81回天皇杯および第72回皇后杯として開催されました。この大会には、プロリーグの強豪チームをはじめ、大学や地方代表など、様々なカテゴリーのチームが一堂に会し、日本一の座を目指して熱戦を繰り広げました。

出場チーム

本大会には、男子部門と女子部門それぞれに、国内のトップカテゴリーから地方予選を勝ち抜いたチームまで、幅広いレベルのチームが出場しました。

男子：
JBL（ジャパン・バスケットボール・リーグ）所属チーム
学生連盟選抜チーム
各地方ブロックを代表するチーム

女子：
WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）所属チーム
学生連盟選抜チーム
各地方ブロックを代表するチーム

これらのチームがトーナメント方式で対戦し、頂点を競い合いました。

試合結果

大会は1回戦から始まり、激しい戦いを経て準々決勝、準決勝と進み、最終日の決勝戦で男女それぞれの優勝チームが決定しました。

男子決勝：
男子決勝では、東芝と三菱電機が対戦しました。白熱した試合の結果、東芝が78対55で三菱電機を下し、第81回天皇杯を獲得しました。東芝は安定した力を発揮し、見事日本一の栄冠に輝きました。

女子決勝：
女子決勝は、富士通とシャンソン化粧品の間で行われました。両チーム一歩も譲らない緊迫した展開となりましたが、最終的に富士通が51対49という僅差でシャンソン化粧品を破り、第72回皇后杯のチャンピオンとなりました。粘り強い戦いが繰り広げられた決勝戦でした。

大会ベスト5

本大会で特に優れた活躍を見せた選手たちが、大会ベスト5に選出されました。優勝チームや惜しくも敗れたチームから、印象的なパフォーマンスを披露した選手たちが名を連ねています。

男子ベスト5：
節政 貴弘（東芝 #8） - 初選出
折腹 祐樹（東芝 #11） - 初選出
鵜澤 潤（三菱電機 #11） - 初選出
佐古 賢一（アイシン #2） - 3年連続8回目の選出
山田 大治（トヨタ自動車 #8） - 初選出

女子ベスト5：
三谷 藍（富士通 #1） - 初選出
矢野 良子（富士通 #12） - 初選出
永田 睦子（シャンソン化粧品 #0） - 8年連続9回目の選出
大神 雄子（JOMO #1） - 2年連続2回目の選出
矢代 直美（日本航空 #11） - 2年連続3回目の選出

これらの選手たちは、大会期間中、チームを牽引する活躍を見せ、観客を魅了しました。

第81回天皇杯・第72回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会は、各カテゴリーのトップチームが集結し、日本のバスケットボールのレベルを示す白熱した大会となりました。男子は東芝、女子は富士通がそれぞれ優勝し、その年の年間王座を獲得しました。また、多くの素晴らしいプレーヤーたちがベスト5に選ばれ、大会に華を添えました。

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