第90回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会

第90回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会

2023年9月から12月にかけて開催された第90回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会は、日本国内のバスケットボール界の一大イベントです。この大会には、全国47都道府県から選ばれた代表チームが参加し、一連のラウンドを経て競い合います。

大会の構成

大会は大きく3つのラウンドに分かれています。初めに行われるのは1次ラウンドで、ここには全都道府県から選抜されたチームが参加し、勝ち上がりチームが2次ラウンドに進出します。Wリーグからも14チームが参加し、これに加えて1次ラウンドの勝者13チームが集結します。

1次ラウンド

1次ラウンドは2023年9月16日から17日にかけて開催されました。以下の会場でそれぞれの地域における予選が行われました:

• - 東日本大会: 一関市総合体育館（ユードーム）
• - 中日本大会: 佐渡市総合体育館（ヒルトップアリーナ佐渡）
• - 西日本大会: 長崎県立総合体育館（アリーナかぶとがに）

このラウンドには全47チームが参加しました。各大会の結果により勝ち上がったチームが2次ラウンド進出を決めます。

2次ラウンド

11月25日から26日にかけて行われる2次ラウンドでは、1次ラウンドを勝ち上がった13チームとWリーグからの14チーム、合計27チームが競います。ここでの勝者はファイナルラウンドに進むことができます。開催地は以下の通りです:

• - 神奈川大会: トッケイセキュリティ平塚総合体育館
• - 大阪大会: 金岡公園体育館（堺市）
• - 愛媛大会: 愛媛県総合運動公園体育館（松山市）

ファイナルラウンド

選抜された8チームは、12月13日から17日にかけて国立代々木競技場第二体育館で行われるファイナルラウンドに出場します。このラウンドでは、準々決勝から始まり、準決勝、決勝へと進みます。

個人賞

大会では、選手たちの優れたパフォーマンスも評価され、様々な個人賞が授与されます。2023年のMVPに輝いたのは髙田真希選手（デンソー）で、これは彼女にとって初の受賞です。また、ベスト5には以下の選手が選出されました:

• - 馬瓜エブリン（デンソー）: 3大会ぶり3回目の受賞
• - 髙田真希（デンソー）: 2大会ぶり7回目
• - 木村亜美（デンソー）: 初受賞
• - 赤穂ひまわり（デンソー）: 3大会連続4回目
• - 渡嘉敷来夢（ENEOS）: 3大会連続13回目

結論

この大会は、日本のバスケットボールの底辺を支える重要なイベントであり、選手たちの成長が見られる貴重な場でもあります。全てのラウンドを通じて、高い競技力と感動的な試合が繰り広げられることでしょう。

もう一度検索