第90回記念選抜高等学校野球大会

第90回記念選抜高等学校野球大会

2018年3月23日から4月4日まで、阪神甲子園球場で開催された第90回記念選抜高等学校野球大会は、36校が参加しました。この大会では、新たに延長戦でのタイブレーク方式が導入され、観客や選手にとって新しい経験となりました。

大会概要

この大会は、過去の記念大会である第85回大会と同じく36校が出場しました。出場校の選定は、2018年1月26日に実施された出場校選考委員会によって決まりました。特筆すべきは、滋賀県から初めて3校が選出された一方、地元兵庫県からは出場校が選ばれなかった点です。

タイブレーク方式の導入

この大会では、延長戦が13回に突入した場合、攻撃側はノーアウトランナー一塁二塁で開始し、前のイニングから打順を継続する仕組みが採用されました。これにより、試合の早期決着を図ることが可能となりました。しかし、1人の投手の登板可能イニング数は通算15回までと制限されています。決勝戦では、15回終了時点で同点の場合、翌日以降に再試合が行われることが決まっています。

日程

• - 2017年

- 9月19日：第1回大会運営委員会が開催。
- 11月14日：明治神宮野球大会高校の部・決勝戦が行われ、明徳義塾が優勝。

• - 2018年

- 1月10日：タイブレーク方式の詳細が決定。
- 1月26日：出場校選考委員会で出場校36校が決定。
- 3月16日：組み合わせ抽選会。
- 3月23日：大会の開会式が執り行われる。
- 3月25日：大会本部が満員通知を発表。
- 4月4日：決勝戦が行われ、結果は大阪桐蔭が智弁和歌山に5-2で勝利し、2年連続3回目の優勝を果たしました。

結果

決勝戦では、大阪桐蔭が優勝し、史上3校目となる大会連覇を達成しました。大阪勢の優勝は通算11回に達し、都道府県別最多記録となっています。

特徴と記録

大会の途中には、多くの記録が生まれ、観客からも大きな支持を受けました。また、今大会では、過去の大会におない多くの記録が更新され、新たなヒーローたちが誕生しました。

応援団賞

今回の大会では、特に盛り上がった応援が評価され、応援団賞も授与されました。この賞は、優れたパフォーマンスをした応援団に贈られるもので、大会の雰囲気をさらに盛り上げました。

このように、第90回記念選抜高等学校野球大会は、記念大会として歴史に残る特別なものとなり、新たなルールが導入されることで、今後の大会に向けた期待感が高まる結果となりました。

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