第917航空団 (アメリカ軍)

第917航空団について

第917航空団（917th Wing, 917W）は、アメリカ空軍および空軍予備役軍団第10空軍に所属する航空団です。ルイジアナ州のバークスデール空軍基地を拠点としており、約1,600名の職員を擁しています。この航空団は、A-10およびB-52といった機体を運用する混成航空団であり、主に予備役部隊としての役割を果たしています。彼らは航空機の運用や乗員の訓練を行い、アメリカ空軍全体の防空能力を支える重要な存在です。

主要部隊

第917航空団は異なる部隊から構成されており、それぞれが特定の任務と機能を持っています。以下にその主要部隊を紹介します。

• - 第917作戦群 (917th Operations Group): 航空団の運用全般を担当し、戦闘任務を遂行する部隊です。
• - 第47戦闘飛行隊 (47th Fighter Squadron): A-10攻撃機を運用し、接近空中支援任務に特化した部隊です。前線での任務でも活躍しています。
• - 第93爆撃飛行隊 (93rd Bomb Squadron): B-52爆撃機を運用し、長距離攻撃任務を果たす部隊です。
• - 第917作戦支援小隊 (917th Operations Support Flight): 各部隊の訓練や業務支援を行い、全体の効率を高めます。
• - 第917整備群 (917th Maintenance Group): 航空機の整備を専門に行う部隊です。
• - 第717航空機整備中隊 (717th Aircraft Maintenance Squadron): 整備の専門部隊であり、A-10およびB-52のメンテナンスを行っています。
• - 第917航空機整備中隊 (917th Aircraft Maintenance Squadron): 航空機の運用保障を担当し、常に飛行機が運用可能な状態を保ちます。
• - 第917整備中隊 (917th Maintenance Squadron): 一般的な整備を行い、部隊の運用に必要なサポートを提供します。
• - 第917整備作戦中隊 (917th Maintenance Operations Squadron): 整備運用の計画を担い、効率化を図ります。
• - 第917任務支援群 (917th Mission Support Group): 基地内での各種支援業務を行い、部隊の円滑運営に貢献します。
• - 第917建設隊 (917th Civil Engineer Squadron): 基地の建設および維持管理を担当します。
• - 第917通信小隊 (917th Communications Flight): 通信の整備と運用を担当し、情報の共有を支えます。
• - 第917兵站即応中隊 (917th Logistics Readiness Squadron): 物資の調達と管理を行い、任務の遂行を物流面から支援します。
• - 第917任務支援小隊 (917th Mission Support Flight): 任務に必要な各種支援を提供し、戦闘力を向上させます。
• - 第917警備隊中隊 (917th Security Forces Squadron): 基地および部隊の安全を保つための警備業務を行います。
• - 第917サービス小隊 (917th Services Flight): 職員の福利厚生や生活支援業務を担当しています。

第917航空団は、これらの部隊を通じてアメリカ空軍の戦略的な目標達成に向けて日々努力しています。航空機の運用と乗員の養成を通じて、国家防衛に大いに寄与しているのです。

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