笹崎勝己

笹崎 勝巳について

笹崎勝巳（ささざき かつみ、1965年2月12日生まれ）は、東京都板橋区出身の日本のプロレスレフェリーです。彼は主にZERO1と全日本プロレスの審判部に所属し、通称「タイガー勝巳」として広く知られています。以前は「タイガー笹崎」という名前でも呼称されていましたが、今では笹崎勝巳の名で認識されています。彼はプロレス界での多様な経験を活かし、レフェリーとしてさらなる高みを目指しています。

経歴と役割

女子プロレス及びZERO1を舞台にし、幅広い分野で試合を管理している笹崎は、全日本女子プロレス時代には「ハリセン太郎」というリングネームも使用していました。特にミゼットプロレスでもアクティブに裁いており、その多才なスキルセットはファンの間で高く評価されています。彼は技の誤爆がある試合においても特徴的で、男色ディーノが関与する試合では壮絶な誤爆や反則攻撃を受けることもあり、その際のレフェリーとしての反応が話題となることもありました。

現在、笹崎はZERO1およびNWA-PPFの審判部長としても重要な役割を担っており、スターダムではバーブ佐々木（大日本プロレス）と交代しながら試合を裁き、技術を研鑽しています。2018年7月には、ZERO1の運営会社であるドリームオンステージの代表取締役社長にも就任し、その活動はさらに多岐にわたるようになりました。

NWAへの上申書提出

2011年4月9日、笹崎はNWAインターナショナルライトタッグ選手権のレフェリーを担当したいと本部及びNWA-PPF宛てに上申書を提出しました。この文書では、王者チームがNWA公認レフェリーSUWAと共謀している様子や、選手権のレフェリーがSUWA以外では受け入れないという事実が取り上げられました。

彼はまた、プロレスにおいてレフェリーの存在が常に「フェア」であるべきだと考えるフレッド氏の思想を支持し、フェアな裁きを追求していることを強調しました。王者チームの不正行為を証明するため、具体的な試合の動画や証拠写真も添付しました。

その後、NWA-PPFは、彼の上申内容を検討した結果、27日の試合では笹崎がレフェリーとして担当することをNWA本部に申し出たことを発表。しかし、NWA本部はSUWAのレフェリングに大きな問題は見当たらないとして、彼をメインレフェリーに任命しない意向を示しました。一方で、笹崎もサブレフェリーとして試合に関与することになり、その後の試合でも彼のレフェリング技術が多くの注目を集めました。

まとめ

笹崎勝巳は日本のプロレス界において確固たる存在感を持ち、レフェリーとしてさまざまな大会や試合でその手腕を発揮しています。多様な活動を通じてプロレスの発展に寄与し続ける彼の姿勢は、今後のプロレス界にも期待を寄せる要素の一つです。

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