筑波山梅まつり

筑波山梅まつりについて

筑波山梅まつりは、茨城県つくば市の筑波山中腹に位置する筑波山梅林で開催される、春の訪れを告げる恒例の祭りです。1974年に始まり、2023年には50回目を迎えました。毎年約20万人の人々が訪れる人気のイベントです。

梅林の概要

筑波山梅林は、約4.5ヘクタールの広さを誇り、白梅や紅梅など約30種、およそ1000本の梅の木が植えられています。園内には木道やあずまやが整備されており、梅の花をゆっくりと観賞することができます。梅の花が見頃を迎える時期には、山全体が美しい色彩に包まれます。

祭り期間中のイベント

祭り期間中は、特設ステージでのイベントをはじめ、ガマの油売り口上の披露、甘酒や梅茶の無料サービス、茶会など、様々な催しが開催されます。訪れた人々は、梅の花を愛でながら、これらのイベントを楽しむことができます。

アクセス

電車・バス利用

首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス「つくば駅」下車後、筑波山シャトルバスに乗り換え、「筑波山神社入口」で下車（所要時間約40分）
祭り期間中は、帰りの「つくばセンター」行きのみ、「梅林入口」バス停に臨時停車します。

自家用車利用

常磐自動車道土浦北ICから国道125号、茨城県道14号、茨城県道42号を経由（所要時間約45分）。
祭り期間中は、梅林周辺の駐車場が大変混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします。シャトルバス発着地の「つくばセンター」周辺には駐車場が多数あります。

過去の開催状況

2011年の第38回は、開催期間中に東日本大震災が発生したため、3月11日をもって全てのイベントが中止となりました。
2012年の第39回は、寒冬の影響で梅の開花が遅れたため、終了予定を3月31日まで延長しました。
2020年の第47回は、まつり自体は予定通り開催しましたが、新型コロナウイルスの影響により、2月28日以降に予定していたイベントは全て中止となりました。
2021年の第48回は、茨城県独自の緊急事態宣言が発令されたため、開催期間を短縮しました。
2022年の第49回は、茨城県に適用されていたまん延防止等重点措置が延長されたため、開催中止となりました。
2023年の第50回は、2019年以来4年ぶりに通常規模での開催となりました。

その他

筑波線廃止後、つくばエクスプレス開業前には、祭り開催期間中にJR常磐線土浦駅とつつじヶ丘の間で運行される筑波山直行臨時バスと、つつじヶ丘から土浦駅への直通定期便が運行された時期がありました。

関連情報

* 筑波山もみじ祭り

もう一度検索