篠塚辰樹

篠塚辰樹：異色の経歴を持つ格闘家

篠塚辰樹（しのつか たつき）は、1998年5月7日生まれ、茨城県神栖市出身のプロ格闘家です。元プロボクサーであり、現在はプロキックボクサー、そしてベアナックルボクサーとしても活躍しています。その異色の経歴と、リング内外での独特な言動で、格闘技ファンから注目を集めています。

ボクシングからキック[[ボクシング]]へ

少年時代はサッカーに打ち込んでいた篠塚ですが、中学2年生の時に先輩に誘われたことをきっかけにボクシングを始めます。高校時代にはインターハイでベスト8に入るなど、アマチュアボクサーとして才能を発揮しました。プロに転向後も3勝（2KO）1敗の戦績を残しましたが、試合機会に恵まれない状況が続いたため、2018年にキック[[ボクシング]]への転向を決意しました。

Krushフェザー級王者へ

キック[[ボクシング]]に転向後、RISEを主戦場として活躍。そして2023年、Krushフェザー級王座決定トーナメントを制し、見事第8代Krushフェザー級王者となりました。この時のマイクパフォーマンスでは、「Krushくらいのベルトなんで、獲ったらリングからブン投げてやろうかと思ってたんですけど、やっぱやめまーす」と発言し、会場を大いに沸かせました。その大胆な発言やパフォーマンスは、彼のキャラクターを象徴するものでしょう。

RIZIN参戦と総合格闘技への挑戦

2023年12月31日、篠塚はRIZIN.45でRIZINデビューを果たします。オープンフィンガーグローブ着用のRIZINキック[[ボクシング]]ルールで冨澤大智選手と対戦し、2度のダウンを奪って判定勝ちを収めました。この試合までに、約2年間総合格闘技の練習を積んでいた篠塚は、試合後のインタビューで、今後総合格闘技に挑戦することを発表しました。

Krush離脱とベアナックルボクシングへの挑戦

2024年3月26日には、Krushのベルトを返上し、K-1・Krushとの契約を解除。高額な違約金を支払っての契約解除であり、「たっかーーーい違約金を払って、円満に契約終了・契約解除となりました」と、皮肉を交えたコメントを発表しました。

今後はRIZINを主戦場とし、総合格闘技の試合に挑戦するだけでなく、RIZINと協力関係にあるアメリカ最大の素手ボクシング団体BKFCにもRIZINファイターとして参戦することを発表しました。2024年4月29日、RIZIN.46にてベアナックルルール（2分5R制の素手で行うボクシング）でジャスティン・マルティネスと対戦。1R1分33秒、右ストレートでKO勝利を収め、ベアナックルボクサーとしての実力も証明しました。

怪我による欠場

2024年7月12日には、BKFC FIGHT NIGHT PECHANGAでケイリー・カプリオとの対戦が発表されていましたが、試合数日前の練習中に拳を負傷し、右第3指MP関節矢状索損傷、左第4指MP関節矢状索損傷により欠場となりました。

戦績

• - プロキック[[ボクシング]]：詳細は不明
• - ベアナックルボクシング：1戦1勝（1KO）
• - プロボクシング：3勝（2KO）1敗

獲得タイトル

• - 第8代Krushフェザー級王座（2023年）

篠塚辰樹の今後の活躍

ボクシング、キック[[ボクシング]]、そしてベアナックルボクシングと、様々な格闘技に挑戦してきた篠塚辰樹。総合格闘技への挑戦、そしてBKFCでの今後の活躍にも、目が離せません。その独特なキャラクターとアグレッシブなファイトスタイルは、今後も多くの格闘技ファンを魅了することでしょう。

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