粕屋南部消防組合

粕屋南部消防組合

粕屋南部消防組合は、福岡県糟屋郡に位置する志免町、宇美町、須恵町、粕屋町、篠栗町、久山町の6町によって組織された一部事務組合（消防組合）です。この組合は、管轄地域における消防・救急活動の中核を担い、住民の安全と安心を守るために重要な役割を果たしています。

概要

消防本部所在地: 糟屋郡志免町大字田富170番地
管内面積: 145.70km2
職員数: 198名（2024年4月1日現在）
消防署等: 2署1出張所

粕屋南部消防組合は、広範囲な管轄地域をカバーするために、人員と装備を最適に配置しています。198名の職員が、住民の生命と財産を守るために日々活動しています。

主力機械

粕屋南部消防組合は、様々な災害に対応できるよう、以下の様な特殊車両を含む多数の消防車両を保有しています（2015年1月5日現在）。

水槽付消防ポンプ自動車：3
化学消防ポンプ自動車：3
はしご付消防自動車：1
救助工作車：2
指揮調査車：2
支援車：2
高規格救急自動車：6
その他：12

これらの車両は、火災、救助、救急といった様々な現場で活動し、その性能を最大限に発揮することで、被害の軽減に貢献しています。

沿革

粕屋南部消防組合は、地域の防災体制の強化を目指し、以下の様な段階を経て発展してきました。

1973年4月：志免町・宇美町・須恵町の3町により粕屋南部消防組合消防本部を設置。
1973年10月：粕屋南部消防署を開設。
1986年9月：粕屋町・篠栗町・久山町の3町が消防常備化を図るために粕屋南部消防組合に加入。
1986年10月：粕屋町内に中部消防署を設置するとともに、粕屋南部消防署を南部消防署に改称。
1991年9月：中部消防署が新庁舎に移転。
2005年10月：南部消防署が防災センターを併設する新庁舎に移転。
2017年11月：福岡都市圏消防共同指令センターに通信指令業務を委託。

これらの変遷は、地域のニーズに応じた消防体制の進化を示すものです。

組織

粕屋南部消防組合は、以下の組織で構成されています。

消防本部：総務課、予防課、警防課、救急課
消防署：南部消防署、中部消防署

各課及び消防署が連携し、効率的な消防・救急活動を展開しています。

消防署

粕屋南部消防組合には、南部消防署と中部消防署の2つの消防署があります。各消防署は、それぞれの管轄地域における消防・救急活動の拠点として機能しています。

脚注・参考文献

消防年報　平成26年度中

外部リンク

* 粕屋南部消防組合消防本部

粕屋南部消防組合は、地域住民の安全を守るため、高度な技術と知識を備えた職員が、日々の訓練を通じて災害対応能力の向上に努めています。今後も、地域社会に貢献する消防組織として、その活動に期待が寄せられています。

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