糸川亮太

糸川 亮太（いとがわ りょうた）

基本情報

• - 生年月日: 1998年4月30日
• - 出身地: 愛媛県四国中央市
• - ポジション: 投手
• - 投打: 右投右打
• - 所属: 埼玉西武ライオンズ

経歴

プロ入り前

糸川亮太選手は、2人の兄の影響を受け、四国中央市立妻鳥小学校で野球を始めました。そこで彼は『妻鳥ファイターズ』に所属し、その後、四国中央市立川之江北中学校の硬式チーム『川之江ボーイズ』で成長を続けました。中学校ではキャプテン＆エースとしてチームを牽引し、夏には愛媛県選抜にも選ばれるほどの実力を発揮しました。

川之江高校に進学すると、1年生の夏からベンチ入りを果たすものの、最初の頃は持ち味を発揮できずにいました。しかし、2年生の夏には新チームの監督から「変化球ピッチャーになれ」との指示を受け、スタイルを改変。その結果着実に成長を遂げ、エースとしてチームを牽引しました。

3年生の春には四国大会決勝に進出し、優勝とはならなかったものの、チームは準優勝を果たします。ただし、県大会後に右肘に違和感が生じたため、四国大会には出場できず、結局甲子園への道は叶いませんでした。

大学時代

立正大学に進学した糸川選手は、1年生の冬にシンカーをマスターし、2年生の春にはリーグ戦にデビューしました。2年生の秋にはチームの優勝に大きく貢献し、明治神宮大会でも胴上げ投手として華々しい活躍を見せました。大学時代には3試合で13イニングを投げ、0.69の防御率を記録しています。

ENEOSでの活躍

大学卒業後はENEOSに入社。1年目は結果を残せませんでしたが、2年目には都市対抗での登板機会が与えられ、初先発では6回1安打8奪三振という素晴らしい成績を収めました。3年生の秋も都市対抗に出場しましたが、登板のチャンスは訪れませんでした。

プロ入り

2023年10月26日、ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから7位指名を受け、嬉しいプロ入りを果たします。指名後の日本選手権では、TDK戦でリリーフ登板し、続く試合では先発として無失点で好投するなど、早速存在感を示しました。2023年11月20日には契約金2000万円・年俸950万円で仮契約し、背番号23が決まりました。

西武時代

2024年には、球団の新人選手の中で唯一、開幕一軍入りを果たします。初登板の相手は東北楽天ゴールデンイーグルスで、延長戦ながら惜しくも敗戦投手となってしまいましたが、今後の成長が期待されています。

選手としての特徴

糸川選手の最大の武器は、独特の軌道を描くシンカーです。その他にもカットボールなど多彩な変化球を駆使し、アマチュア時代にはストレートで147km/hを計測した実績も持っています。これからの活躍が非常に楽しみな選手です。

詳細情報

• - 初登板: 2024年3月31日、対東北楽天ゴールデンイーグルス
• - 初奪三振: 2024年4月13日、対福岡ソフトバンクホークス
• - 背番号: 23（2024年 - ）

今後の活躍に期待が寄せられる糸川亮太選手。そのプレースタイルと成長の過程を、多くのファンが応援しています。

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