糸満市消防本部

糸満市消防本部の概要

糸満市消防本部は、沖縄県糸満市に位置し、同市全域を管轄する消防機関です。地域住民の安全と安心を守るため、様々な活動やサービスを提供しています。この消防本部は1963年に設立され、当初は糸満町としてスタートしましたが、1971年に市に昇格しました。その後、1990年には消防本部の場所を大里の県道77号沿いに移転し、現在の位置に至っています。

施設と設備

糸満市消防本部の所在地は、大里962番地で、管内面積は46.63km²です。こちらには58名の職員が所属しており、日々火災や災害に対する備えを行っています。行政の組織としては、総務課と予防課が本部に、警防課が消防署内に設置されており、業務を効率的に遂行しています。

なお、糸満市消防本部には以下のような主力設備が整っています。

• - 消防ポンプ自動車：2台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：2台
• - 屈折はしご付消防ポンプ自動車：1台
• - 化学消防自動車：1台
• - 水槽車：1台
• - 救急自動車：4台
• - 救助工作車：1台
• - 広報車：1台
• - 資機材搬送車：1台
• - 水上バイク：1台
• - その他の車両：5台

これらの機器は、火災や災害時に迅速に対応するための重要な役割を果たしています。

組織の構成

中心となる組織は、本部と消防署に分けられています。本部には消防活動を支えるための総務課と予防課が存在し、効率的な運営が行われています。また、消防署内には、警防課が設置されており、複数の警備係がそれぞれの任務を遂行しています。この組織構成により、迅速かつ的確な消防活動が保障されています。

消防本部の役割

糸満市消防本部は、火災発生時の消火活動だけでなく、救急医療活動、災害対応、火災予防教育など、幅広い業務を展開しています。地域住民に対しては定期的に防災訓練を実施し、自衛意識の向上や防災知識の普及に力を入れています。また、特に住宅火災のリスクを低減するための啓発活動も行っています。

まとめ

糸満市消防本部は、地域コミュニティの安全を守るため、日々努力をしている重要な組織です。58名の職員が一般市民の安全を脅かすさまざまな危険に対し、迅速に対応できる体制を整えており、消防車両や設備の充実もその一環です。市民の皆さんが安心して生活できる環境を保つため、今後も活動を続けていくことでしょう。

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