紋別信用金庫

紋別信用金庫（2009年解散）

紋別信用金庫は、1949年から2009年まで存在した北海道紋別市に本店を置く信用金庫です。地域経済に深く根ざし、西紋別地区を中心に営業活動を展開していました。

概要

紋別信用金庫は、紋別市を中心とした西紋別地区（1市3町1村）を主な営業エリアとしていました。その他、北見市、旭川市、名寄市にも店舗を展開し、地域金融機関としての役割を担っていました。

紋別市では北洋銀行が指定金融機関となっていましたが、滝上町、興部町、雄武町、西興部村では紋別信用金庫が指定金融機関でした。遠軽町に本店を置く遠軽信用金庫は紋別市に支店を置いていましたが、紋別信用金庫は遠軽町を含む遠軽地区には支店を置いていませんでした。また、湧別町にも支店は未進出でしたが、営業エリアには含まれていました。

2009年3月3日、紋別信用金庫は北見信用金庫との合併を発表し、同年11月24日付で北見信用金庫に合併されました。これにより、約60年の歴史に幕を閉じました。

店舗網

合併後、紋別信用金庫の店舗は全て北見信用金庫の店舗として引き継がれました。その際、以下の4店舗については名称が変更されています。

紋別地区

紋別市:
本店 → 紋別支店
南支店 → 南が丘支店
上渚滑支店
渚滑出張所
滝上町: 滝上支店
興部町: 興部支店
西興部村: 西興部支店
雄武町: 雄武支店

旭川地区

旭川市: 旭川支店、四条支店
名寄市: 名寄支店

北見地区

北見市:
北見支店 → 北支店
大通り支店 → 大通支店
高栄支店

沿革

1949年7月1日: 紋別信用組合として設立
1951年12月: 信用金庫法に基づき信用金庫に転換、紋別信用金庫に改組
2009年3月3日: 紋別信用金庫と北見信用金庫が合併を発表
2009年11月24日: 北見信用金庫に合併、解散

その他

[スポーツ振興くじ]当選券の払い戻しは、紋別市幸町4丁目の本店のみで取り扱っていました。

関連項目

スポーツ振興くじ

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