納庄兵芽

納庄 兵芽のプロフィール

納庄 兵芽（のうしょう ひょうが）は、1998年5月11日に兵庫県で生まれた日本の柔道選手です。60kg級で活躍し、身長165cm、左組みが特長の選手です。また、血液型はA型で、得意技は内股です。彼は9人兄弟の一員で、妹の納庄千寿も52kg級の選手として知られています。

経歴

彼の柔道キャリアは9歳の時に加古川柔祐次会でスタートしました。柔道に打ち込む中で彼は多くの大会で経験を積みました。小学校6年時には全国小学生学年別柔道大会の45kg超級に出場しましたが、初戦で敗退してしまいます。

その後、魚住中学に進学すると、2年生の時に全国中学校柔道大会の50kg級に挑戦し、準決勝で大成中学の古賀玄暉に敗れ、3位となりました。3年生の頃には55kg級で全国大会に臨みましたが、これも2回戦で敗れました。

次に育英高校に進学し、1年生の全国高校選手権では60kg級の3回戦で敗れてしまいましたが、2年生の時に5位に入賞しました。3年生時にはインターハイに出場しましたが、残念ながら2回戦で敗退しました。

その後、天理大学に進学し、2年生時には全日本ジュニアで5位に。3年生では学生体重別選手権に出場し、そこでは驚くべきことにほとんど試合で使われることのない「帯落」という技で一本勝ちし、初めて優勝を果たしました。これに続き、2020年にはヨーロッパオープン・オーバーヴァルトでオール一本勝ちの成績を収め、シニアの国際大会での初優勝を達成しました。2021年4月からは日本エースサポートに所属することとなり、今後のさらなる活躍が期待されます。

2022年には実業個人選手権で2位に入賞し、着実に成績を残してきています。彼の試合には独自のスタイルと技術が見られ、ファンや関係者からも注目される選手となっています。これからの活躍にも期待が高まっています。

主な戦績

• - 2012年：全国中学校柔道大会 3位（50kg級）
• - 2016年：全国高校選手権 5位
• - 2019年：全日本ジュニア 5位
• - 2019年：学生体重別 優勝
• - 2020年：ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト 優勝
• - 2022年：実業個人選手権 2位

まとめ

納庄兵芽は数々の困難を乗り越え、柔道界での地位を築いてきた選手です。彼の持ち味である柔軟な戦術と得意技の内股は、今後の試合でも大いに期待される要素です。また、彼の成長は柔道界全体にも良い影響を及ぼすことでしょう。

もう一度検索