純情エビデンス/ギューされたいだけなのに

モーニング娘。'20の69枚目となるシングル「純情エビデンス/ギューされたいだけなのに」は、2020年12月16日にアップフロントワークスから発売されました。つんく♂が作詞・作曲を担当した両A面シングルで、グループの代表曲の一つとして高い人気を誇ります。

このシングルは、2019年6月発売の『人生Blues/青春Night|人生Blues_青春Night』以来、2作目となるつんく♂楽曲のみで構成された作品です。そのため、つんく♂サウンドを色濃く反映した楽曲となっており、モーニング娘。'20の音楽性を知る上で重要な作品と言えるでしょう。

リード曲である「純情エビデンス」では、小田さくらがセンターを務め、譜久村聖、佐藤優樹、小田さくら、野中美希がメインボーカルを担当しています。力強くも繊細な歌声が印象的な楽曲で、多くのファンを魅了しました。一方、「ギューされたいだけなのに」では、譜久村聖と佐藤優樹がメインボーカルを務め、小田さくら、野中美希、羽賀朱音、北川莉央、山﨑愛生もソロパートで参加しています。可愛らしいメロディーと歌詞が特徴で、「純情エビデンス」とは対照的な魅力を持っています。

ミュージックビデオでは、楽曲の世界観を表現した映像が制作され、話題を呼びました。「純情エビデンス」では、メンバーの洗練されたパフォーマンスが際立ち、「ギューされたいだけなのに」では、譜久村聖、生田衣梨奈、石田亜佑美の3人がウサギ姿で登場するなど、見どころ満載です。つんく♂は「ウサギちゃんシンドローム」というタイトル候補も考えていたと明かしており、楽曲制作の裏側も垣間見ることができます。

シングルは、初回生産限定盤A、B、SP、通常盤A、Bの5形態で発売されました。初回生産限定盤にはDVDが付属しており、ミュージックビデオやメイキング映像などを収録。初回生産限定盤SPには、イベント抽選応募券も封入されていました。また、初回仕様の通常盤には、トレーディングカードがランダムで封入されており、コレクター心をくすぐる仕様となっていました。

「純情エビデンス」と「ギューされたいだけなのに」は、それぞれ複数のメディアでタイアップされました。「純情エビデンス」は、tbcラジオ『tbcイチオシパワープレイ』、TBSテレビ『ふるさとの未来』、テレビ東京『ハロドリ。』のエンディングテーマに起用され、「ギューされたいだけなのに」は、TBSテレビ『ふるさとの未来』のエンディングテーマに起用されるなど、幅広い層へのアプローチを行いました。

このシングルには、モーニング娘。'20の全メンバーが参加しており、各メンバーの個性が光るパフォーマンスが聴きどころです。9期から15期までのメンバーが揃い、世代を超えたハーモニーが魅力の一つとなっています。また、楽曲制作には、つんく♂を始め、平田祥一郎、大久保薫といった実力派ミュージシャンが参加しており、高い音楽性を誇る作品に仕上がっています。YouTubeでは、ミュージックビデオやダンスショット、レコーディング映像、ダンスレッスン動画など、様々な動画が公開され、ファンの間で大きな話題となりました。これらの動画を通して、楽曲制作の裏側やメンバーの努力、そしてパフォーマンスへの情熱を垣間見ることができます。

「純情エビデンス/ギューされたいだけなのに」は、モーニング娘。'20の音楽性、パフォーマンス、そしてメンバーの個性を余すことなく表現した、まさに代表作と言えるシングルです。

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