紺野麻里

紺野麻里（こんの まり）は、1980年5月18日に東京都西東京市（出生当時は田無市）に生まれた日本の元女子バスケットボール選手です。現在は安齋麻里（あんざい まり）として知られています。身長は178cmでした。

彼女は田無第四中学校を卒業後、明星学園高等学校でバスケットボールに打ち込みました。高校卒業後は、実業団の強豪チームであるジャパンエナジー（現在のENEOSサンフラワーズ）に入団し、日本のトップリーグであるWリーグでプレーしました。ジャパンエナジー所属時には、その卓越したバスケットボールセンスと技術を発揮し、チームの中心選手の一人として活躍しました。

選手としての特徴は、しなやかで柔らかなタッチから繰り出される正確なシュートであり、優れたシューターとして知られていました。特に外角からのシュートは多くの試合で得点源となり、チームの勝利に貢献しました。

紺野選手のキャリアにおける大きな出来事の一つは、2004年に開催されたアテネオリンピックに女子バスケットボール日本代表として選出されたことです。オリンピックという世界最高峰の舞台でプレーする機会を得たことは、彼女の競技生活における重要な節目となりました。代表チームの一員として、彼女は日本のために奮闘しました。このオリンピック出場を機に、メディアでの注目度も高まり、その優れたプレー技術とともに、端麗な容姿も話題となり、「美人アスリート」として広く紹介される機会も増えました。

長年にわたりトップレベルでプレーを続けた後、紺野選手は2005年から2006年にかけてのシーズンをもって、現役を引退することを決断しました。コートを離れるにあたり、日本バスケットボール界への長年の貢献が認められ、功労賞を受賞しています。これは、彼女の選手としての実績と、バスケットボール界にもたらした影響が評価された証と言えるでしょう。

現役引退後の2006年6月には、当時男子プロバスケットボールのbjリーグに所属していた埼玉ブロンコスの選手であった安齋竜三氏と結婚しました。これにより、登録名が紺野から安齋へと変わりました。

紺野麻里氏のバスケットボール人生は、学生時代から実業団、そして日本代表として国際舞台に至るまで、常に高いレベルで展開されました。特に、シューターとしての技術や、アテネオリンピックでの活躍は、多くのファンの記憶に残っています。引退後も、バスケットボールという競技との繋がりは続いていることでしょう。

[外部リンク]

• - Sunflowers Island（JAPAN ENAGY JOMO サンフラワーズ公式HP）

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