終末のハーレムの登場人物

終末のハーレム登場人物

この項目では、LINK原作、宵野コタロー作画の漫画作品『終末のハーレム』、および同作を原作としたメディアミックス作品に登場する人物について解説します。

主要人物

怜人グループ

水原怜人（みずはられいと）

本作の主人公。細胞硬化症の治療のためコールドスリープに入るが、5年後に目覚めると世界は一変。MKウイルスへの免疫を持つ数少ない男性として、人類存続のための「メイティング」を強いられる。当初は幼馴染の絵理沙への一途な思いからメイティングを拒否するも、特効薬開発を決意し、運命に立ち向かう。

周防美来（すおうみらい）

怜人の専属担当官として登場するメインヒロイン。容姿が怜人の幼馴染である絵理沙に酷似している。献身的に怜人をサポートするが、その正体は絵理沙のクローン。後に怜人と愛し合い、共に未来を切り開く決意をする。

黒田マリア（くろだまりあ）

美来の後任として怜人の担当官となる研究者。男性が苦手な一方で、研究の話になると積極的な一面を見せる。怜人のMKウイルス研究に貢献しようと尽力し、次第に彼に惹かれていく。

片桐麗亜（かたぎりれあ）

美来の後任担当官の一人。元撫民官で、怜人の世話や外界との接触を担当する。レズビアンであり、当初は怜人に否定的だったが、彼の誠実さと美来への愛情に触れ、協力するようになる。

龍造寺朱音（りゅうぞうじあかね）

怜人の健康管理と同衾のために美来が選んだナース。巨乳と屈強な腕力を持ち、医療知識だけでなく工作員レベルの活動もこなす。鬼原の娘であり、過去に弟をMKウイルスで亡くしている。

山田翠（やまだすい）

怜人の安全確保と同衾のために美来が選んだボディーガードの少女。小柄で幼い外見だが、常人を超越した身体能力を持つ。有事の際にはその能力を発揮し、怜人を守る。

恭司グループ

火野恭司（ひのきょうじ）

怜人に先駆けてMKウイルスへの免疫を持つことが確認された男性。「ナンバー1」として、積極的にメイティングを行う。明るく気さくな性格で、怜人の良き友人となるが、UW世界本部の介入により悲劇的な運命を辿る。

石動寧々子（いするぎねねこ）

恭司の専属担当官。恭司を飽きさせないために様々な美女を手配し、彼のメイティングをサポートする。恭司に強い思いを抱いており、彼の死後には復讐を誓う。

翔太グループ

土井翔太（どいしょうた）

コールドスリープから目覚めた「ナンバー3」の男性。かつていじめを受けていた過去を持ち、その鬱屈した感情を抱えている。成長促進器で容姿を変え、花蓮と結託して日本を支配する。

神谷花蓮（かみやかれん）

翔太の専属担当官。常に笑顔を絶やさないが、その裏には野心と冷酷さを秘めている。翔太を操り、日本の実権を握ろうと暗躍する。

善グループ

木根渕善（きねぶちぜん）

イザナミのもとで目覚めた「ナンバー4」の男性。額に焼き印を押され、「聖奴隷」として女性たちとのメイティングを強制される。やがてイザナミの教祖「イザナギ」として覚醒する。

陸グループ

金村陸（かねむらりく）

2046年に目覚めさせられた「ナンバー5」の男性。中性的な顔立ちで、性欲の目覚めをきっかけに乃薔薇と出会う。翔太と花蓮の「都市計画」の中心人物として注目される。

溝下乃薔薇（どぶしたのばら）

陸の専属担当官。姫カットの髪形とギザ歯が特徴。陸に倒錯した愛情を抱き、彼のメイティングを監視しては興奮する。

ナンバーズの家族たち

水原まひる（みずはらまひる）

怜人と龍の妹。兄たちを慕っており、メイティングセンターで怜人と再会する。

橘絵理沙（たちばなえりさ）

怜人の幼馴染。MKウイルスの研究者だったが、パンデミックの裏に潜む陰謀を知りイザナミへ参加。後に怜人と結ばれるが、病によって命を落とす。

水原龍（みずはらりゅう）

怜人とまひるの兄。妹思いで、コールドスリープに入る怜人を見送った後、自身もコールドスリープに入る。

UW日本支部の首脳陣

鬼原

UW日本支部を率いる国務長官。朱音の母でもある。人類の種の存続のため、倫理的な問題を軽視する方針をとる。

技術長官

科学技術研究・保全を担当する女性。下卑た口調で過激な性格だが、技術者としては優秀。

民生長官

食糧計画・人民管理を担当する女性。絵理沙に接触し、美来の作成を主導した。

UW世界本部の関係者たち

クロエ・マンスフィールド

UW世界本部の使者。ナンバーズ殲滅作戦を展開する。日本人や男性を蔑む冷酷な「本性」を秘めている。

ビジョルド

三賢者の一人。スキンヘッドが特徴。

レム

三賢者の一人。NOSEXを開発した博士。

イザナミの関係者たち

橘絵理沙
出芽輝奈

その他

物語には上記以外にも様々な人物が登場し、複雑な人間関係やドラマを織りなしています。それぞれのキャラクターが持つ背景や思惑を理解することで、『終末のハーレム』の世界をより深く楽しむことができるでしょう。

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