結城洋平

東京都出身の俳優、結城洋平（ゆうき ようへい）は、1988年6月25日に誕生しました。

経歴

彼の俳優としてのキャリアは、2004年に国民的学園ドラマ『3年B組金八先生』に生徒役で出演したことから始まります。その後、2009年にはAmuse-Prestage project-unitの公演で舞台の世界へ足を踏み入れました。学業面では、2011年3月に日本体育大学体育学部を卒業しています。

キャリア初期から所属していた劇団プレステージでは、旗揚げ前のユニット時代から活動に参加。同劇団の公演では、実施されたオーディションで毎回メインキャストの座を射止め、そのうち二度の公演では主役を務めるなど、中心メンバーとして活躍しました。しかし、2014年3月をもって劇団プレステージを退団するとともに、長年所属したアミューズからも離れることを発表しました。フリーランスでの活動期間を経て、現在は芸能事務所gcmに所属しています。また、2016年には自身の演劇企画「結城企画」を立ち上げ、主宰として作品を発表するなど、俳優業のみならず企画・制作の分野でも精力的に活動を展開しています。

人物

結城洋平氏は、周囲からも本人からも認められるほどの熱烈な忍者好きとして知られています。この情熱から、共演者やファンからは親しみを込めて「忍者くん」や「忍者」というニックネームで呼ばれることが多いです。過去には、その夢を叶えようと自ら日光江戸村に交渉に赴いたものの、残念ながら年齢制限のため断念したというエピソードもあります。また、日本体育大学体育学部への進学を決めた理由の一つには、「一番忍者に近い」と感じたことがあったと語っています。俳優の濱田岳氏とは親交が深く、プライベートでも交流があるようです。

主な出演作品

俳優として、テレビドラマ、映画、舞台、CM、PVなど、幅広い分野で活動しています。デビュー作である『3年B組金八先生』には、第7シリーズをはじめ、スペシャル版やファイナルにも出演しました。その他、テレビドラマでは『大好き!五つ子』シリーズ、『赤い糸』、『恋して悪魔〜ヴァンパイア☆ボーイ〜』、そして近年では『ドラマ弱虫ペダルSeason2』や『仮面ライダーガヴ』などに出演しています。レギュラー出演としては、NHK Eテレの教育番組『ストレッチマン・ゴールド』でストレッチマン・ゴールド役を務め、子どもたちにも親しまれています。

映画では、『バッテリー』、『幸福な食卓』、『奈緒子』、『食堂かたつむり』、『みなさん、さようなら』などの作品に出演しました。

舞台は活動の中心の一つであり、劇団プレステージや自身の結城企画公演に加え、様々なプロデュース公演や団体の作品に出演しています。pnishプロデュース、劇団SETタイツマンズ、ベッド&メイキングス、ぬいぐるみハンター、タカハ劇団、ちっちゃな英雄、空想組曲、浮世企画、ピウス企画、DULL-COLORED POP、unrato、ゴジゲン、ティーファクトリーなど、多岐にわたる団体・企画の舞台に立ち、その演技力を発揮しています。

CM出演としては、日東電工、ブルボン プチシリーズ、花王サクセス、富士通などがあります。また、WEAVERやGReeeeNといったアーティストのミュージックビデオにも出演経験があります。過去には、劇団プレステージとしてニッポン放送のオールナイトニッポンシリーズや文化放送のスパカン!に出演するなど、ラジオパーソナリティとしての経験もあります。

多才な一面を持ち、特に舞台での活躍が目覚ましい結城洋平氏は、独自の視点を持つ演劇企画も手掛けるなど、表現者として探求を続けています。今後の更なる活躍が期待される俳優です。

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