絶対に笑ってはいけないホテルマン24時

『絶対に笑ってはいけないホテルマン24時』

概要

『絶対に笑ってはいけないホテルマン24時』は、2009年12月31日から2010年1月1日にかけて、日本テレビのバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の年越し特番として放送された。この特番は「笑ってはいけないシリーズ」の7作目で、オンエアにかかる時間は6時間に及び、最終的に未公開シーンを含めると7時間となった。

この企画では、ホテルマンに扮した出演者たちが様々なシチュエーションで罰を受ける様子が展開された。罰を受ける際には、全身黒タイツの「ブラックタイツ軍団」による黒い棒でのケツバットが用いられ、アウトの判定を受けた際にはその報告が行われる形式で進行した。

放送当日、日本テレビ系列の28局で同時ネットが行われ、視聴者の関心を集めた。特に、平均視聴率は第1部で16.4%、第2部で15.4%と高く、これにより年末の特別番組としての人気が伺えた。

舞台設定

「ガースー黒光りプリンセスホテル」、通称スガプリでロケが行われ、千葉県の生命の森リゾートがその舞台となった。特に印象的なのは、エンドロールでこのホテル名が表示されたことだ。さらに、視聴者を楽しませるために多くのリッチなロケーションが利用されたり、豪華なキャストが参加したことが特番の特徴でもある。

ルールと進行

特番ではホテルマンとしての仕事を模したスケジュールが組まれ、その中で笑ってはいけないルールが適用された。罰は、笑った瞬間に執行されるため、緊張感が持続する構成となった。こんな中で、様々な企画を織り交ぜつつ、結婚披露宴やミュージカル『ロッキー』の初公演が組み込まれていた。

勤務の流れには、バスでホテルへ移動するところから始まり、昼食や宴会芸人のネタ見せ、結婚披露宴、さらにはブラックリスト会議や豆しぼりの会の忘年会と多岐にわたる。

主な出演者

この特番には、多くの俳優や芸人が出演した。レギュラーメンバーとしてダウンタウン（松本人志・浜田雅功）やココリコ（遠藤章造・田中直樹）、山崎邦正などが名を連ねた。他にも、劇団ひとりや大地真央、マツコ・デラックス、そして様々なゲストが登場し、番組を盛り上げた。特に、蝶野正洋がサラリーマンとして登場し、劇的な瞬間を演出した。

DVDリリース

この特番は2010年12月8日にDVDとして発売され、初回限定版には特典ディスクが含まれるなど、ファンにとっての特別なアイテムとなった。通常版は上巻と下巻に分かれており、内容への期待感を高めている。

最後に

『絶対に笑ってはいけないホテルマン24時』は、単なるバラエティ番組の枠を超えた、参加者および視聴者にとって記憶に残る体験を提供した特別な企画であった。未公開シーンの放送や多くのゲストの登場によって、笑いと驚きが詰まった内容となったことは間違いない。

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