絶対に笑ってはいけない警察24時

『絶対に笑ってはいけない警察24時』

概要

『絶対に笑ってはいけない警察24時』は、日本のテレビ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の特別企画として、2006年の大晦日から元日にかけて放送されました。放送期間は2006年12月31日21:00から2007年1月1日0:15までで、視聴率は10.2%を記録しました。企画はダウンタウンメンバーを含む罰ゲームが展開され、特に浜田雅功、山崎邦正、遠藤章造が主な罰を受ける存在として登場しました。

この回から「職業」シリーズとして新たに「新人警官」の設定が導入され、メンバーはその役に自身を投影しつつ、様々なシチュエーションで笑いを取ることに挑みました。また、オープニングには「チャーリーズ・エンジェル」の楽曲が使用され、放送のスタートを華やかに彩りました。

舞台と制作

撮影は静岡県御殿場市にある富士フェニックス短期大学で行われ、警察署を模した「しゃくれ警察署」として仕立てられました。また、特にハイビジョン制作が施され、放送の質が向上しました。地上デジタル放送では一部高画質で放送されましたが、罰ゲーム部分は標準画質のままとなり、独特の演出が際立ちました。特に大晦日特集として、年越し番組のひとつとなったことが特徴です。

罰ゲームとルール

メンバーは警官役として、厳しい訓練や任務に挑戦し、笑った時には厳しい罰が待ち受けるという内容でした。罰を受ける際には、アメリカンポリスによる警棒での叩きが行われ、これが視聴者にとって大きな笑いを誘いました。新しい判定方法も採用され、「○○ OUT」という表現が使用され、メンバーたちが笑った時には即座に罰が執行されるシステムが話題を呼びました。

主な出来事

番組の最初では、浜田、山崎、遠藤の三人がバスから降りて警察署に到着するところからスタートします。その後、様々なシーンが展開され、各々のキャラクターがドタバタしたコミカルな展開を繰り広げる中で、罰を受けていきました。また、途中で爆弾事件の対処や講習会が挿入され、物語が進むにつれて緊張感とユーモアが交錯しました。

特に印象に残るシーンとしては、白バイ隊出動直前におばちゃん1号が敬礼する姿に山崎が笑ってしまうところで、罰が即座に実行される過程が描かれています。また、警察手帳の配布や訓練中のエピソードも、個々のキャラクターたちの個性を引き出す場面として好評でした。

放送の反響

放送後も特にこの企画は多くのファンの記憶に残り、後のシリーズ展開にも影響を与えました。『笑ってはいけないシリーズ』の中でも特に好評を博したこの回は、メンバーのリアクションや独特の演出により、多くの人に愛され続けています。

DVDは2007年12月19日に発売され、ブルーレイは2015年5月に登場。こういった映像メディアでの再放送や特集も、その人気を物語るものでした。

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