絶対に笑ってはいけない高校

『絶対に笑ってはいけない高校』

『絶対に笑ってはいけない高校』（ぜったいにわらってはいけないハイスクール）は、2005年10月4日に放送された日本テレビのバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の特別番組です。この企画は2005年9月7日に収録され、放送後には高い視聴率を記録しました。特に関東地区のリアルタイム視聴率は15.2%に達しました。この回では、レギュラー放送で未公開シーンも放送されました。

概要

この企画は「笑ってはいけないシリーズ」の第3作目で、松本人志、山崎邦正、遠藤章造、田中直樹の4名が参加し、前回の番組で敗れた罰ゲームとして展開されました。浜田雅功は、彼らの罰ゲームを監視する役割を担いました。この回では「学校」や「職業」がテーマとなり、出演者全員が「新入生」や「新人」になりきり、ロケ地は廃校を選ばれました。

それ以降の「笑ってはいけないシリーズ」で人気のトラップやネタ、例えば衣装トラップや引き出しトラップ、ジミー大西のVTRなどがこの回で初めて導入されました。この特別番組は、チームを組んで笑わずにいられるかを挑戦する試みが繰り広げられ、笑いを必至にこらえて耐える姿が印象的でした。

ルールと内容

この回から新たに導入されたルールのひとつは、設定に合わせた衣装に着替えることでした。4人は学生服を着用し、校門を越えた時点で罰ゲームがスタートしました。笑った場合は、他校の不良生徒に捕まって竹刀で罰を受けます。この罰は非常に厳しく、参加者はひどく痛がる様子が放送されました。

罰ゲームは、朝から夜までの学校生活の流れに沿って展開される内容で、様々な教科の授業が行われました。例えば、国語の授業ではオリジナルの文学を即興で作成し、体育ではハードゲイ体育教師が生徒を指導するなど、ユーモア満載の授業が展開されました。昼休みには、メンバーの持ち弁当の違いなど、笑えるシーンが数多くありました。

撮影地と舞台設定

ロケ地は「私立くちびる西高校」と称され、栃木県那須塩原市の旧塩原町立上塩原小学校が使用されました。校名は浜田を称える意味が込められており、地域の景観を活かしたロケーションも番組の魅力の一部でした。特にヘリコプターやバスでの移動シーンなどもあり、関連する場所の美しさが際立ちました。

出演者

この特別企画には、ダウンタウンの松本人志、浜田雅功を始め、ココリコの遠藤章造、田中直樹、さらに多数のゲストが登場しました。生徒役や教師役を演じる著名な芸人たちが参加し、個性的なキャラクターで笑いを引き出しました。

また、学校設定ならではのサプライズとして、ゲストや俳優たちが即興でのやり取りを展開し、スリリングなシーンも数多くありました。特に、罰を受けるメンバーのリアクションは見ものとなり、視聴者の期待感を高めました。

このように、『絶対に笑ってはいけない高校』は、参加者同士の掛け合いや罰ゲームの迫力、そして様々な新たなアイデアが盛り込まれたバラエティ番組として、今も多くのファンに愛されています。

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