絶対可憐放送局

『絶対可憐放送局』は、アニメイトTVで配信されていたインターネットラジオ番組です。TVアニメ『絶対可憐チルドレン』の連動番組として、2008年6月25日から2009年3月25日まで隔週水曜日に配信されました。

パーソナリティ

白石涼子（野上葵役）
戸松遥（三宮紫穂役）
小杉十郎太（桐壺帝三役）

番組概要

番組は、「新感覚☆特務声優育成バラエティ番組」という設定で、アニメでザ・チルドレンを演じる白石涼子と戸松遥が、パーソナリティの小杉十郎太の指導の下、様々な任務（コーナー）に挑戦し、可憐な乙女へと成長していく様子を届けます。主役の平野綾が不在のため、アニメ本編とは一味違った、自由でバラエティに富んだ内容が特徴です。

番組内では、ポイント制が導入されており、各コーナーでの成績に応じて小杉十郎太からポイントが付与されます。20ポイント貯まると「超度（レベル）」が1上がり、最高で超度7に到達します。ポイントは、ラジオ本編に加えて、DJCD内でのボーナスポイントも存在し、それぞれ異なるポイントが付与されることもあります。

番組が進むにつれて、白石涼子と戸松遥のポイントは徐々に増加し、番組内での成長が可視化されていきます。番組の目的は、小杉十郎太とリスナーが協力して二人の「萌え度」を高めることにありますが、小杉十郎太自身も大人の落ち着きや渋さ、裏声、ギャル（オネエ）口調などを使い分け、二人を萌えさせる展開も頻繁に見られました。

リスナーのラジオネームは「可憐ネーム」と呼ばれていました。戸松遥は、スケジュールの都合で何度か番組を欠席しており、その際にはゲストが出演し、チルドレン的な理由で説明されていました。2008年12月14日には、秋葉原のUDXシアターで『絶対可憐放送局』と『ハヤコン』の合同公開収録が開催されました（戸松遥は欠席）。

主なコーナー

念動回答（サイキックアンサー）: 小杉十郎太扮する桐壺局長が出題するお題に対し、白石涼子と戸松遥がサイキックパワーを使ってシンクロを目指すコーナー。シンクロ率に応じて、次回収録時の差し入れなどの待遇が変化します。
俺流可憐: リスナーから寄せられた「言われたらツボ」というお題に沿って、白石涼子と戸松遥がリスナー好みの台詞を披露するコーナー。小杉局長が二人の可憐な一面を引き出します。
本音解禁: リスナーが抱える本音をぶちまけるコーナー。当初は決められたお題に沿って募集されていましたが、後にフリートーク形式となりました。
メール職人・普通の人々: いわゆる「ふつおた」コーナー。パーソナリティへの激励や質問、アニメに関する疑問、日常の報告など、幅広い内容のメールが紹介されました。

ポイント制度

番組独自のポイント制度も、番組の盛り上がりに貢献しました。ポイントは、各コーナーでの成績に応じて小杉十郎太から付与され、一定のポイントに達すると「超度（レベル）」が上昇します。

DJCD

番組の模様を収録したDJCDも発売されました。

DJCD「絶対可憐放送局 〜純情可憐編〜」第1巻（2008年10月24日発売）
DJCD「絶対可憐放送局 〜純情可憐編〜」第2巻（2008年11月21日発売）
DJCD「絶対可憐放送局 〜百花繚乱編〜」第3巻（2009年3月25日発売）

『絶対可憐放送局』は、アニメファンはもちろん、声優ファンにとっても楽しめる、魅力的なラジオ番組でした。

もう一度検索