綾月せり

綾月 せり（あやづき せり）

概要

綾月せりは日本の女優で、元宝塚歌劇団月組の男役として知られています。彼女は千葉県市川市出身で、大妻高等学校を卒業後、1999年に宝塚音楽学校に入学しました。宝塚歌劇団の87期生として2001年に入団し、初舞台は宙組公演「ベルサイユのばら2001」で、その際は11番の成績を収めました。彼女は168cmの身長を持ち、愛称として「まゆみ」、「ふぁーびー」、または「せり」と呼ばれています。

来歴

綾月せりは、宝塚歌劇団に入団後、すぐにその才能を発揮し、様々な舞台で活躍します。2002年には月組での新人公演『ガイズ&ドールズ』に出演し、以降も多くの公演で重要な役割を果たしてきました。特に2003年から2004年にかけては、『花の宝塚風土記』、『薔薇の封印 -ヴァンパイア・レクイエム-』など、数々の名作に登場し、その存在感を際立たせました。

2016年には月組副組長に就任し、組の運営にも関与しましたが、2018年5月の東京公演千秋楽を最後に宝塚歌劇団を退団しました。退団後は、舞台を中心に活動を続けています。

主な舞台

宝塚歌劇団時代の綾月せりは、多くの作品に出演しており、その中には高度な演技力と歌唱力が求められる役も多くありました。以下は主な舞台公演の一部です。

• - 2001年: 宙組『ベルサイユのばら2001-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』
• - 2004年: 『ジャワの踊り子』
• - 2005年: 『エリザベート -愛と死の輪舞（ロンド）-』
• - 2010年: 『HAMLET!!』
• - 2016年: 『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』

綾月せりは、退団後も様々な舞台に出演し、日本のエンターテインメント界での存在感を示しています。彼女の演技は、観客に強い印象を残し続けており、舞台の上での彼女の表現力は多くの人々に愛されています。

現在の活動

退団後も舞台中心にその経験を生かして活動する綾月せりは、幅広いジャンルの舞台に立ち、ますます多くのファンを魅了していることでしょう。彼女はX（旧Twitter）やInstagramでの発信も行っており、彼女自身の活動や舞台裏の様子をファンと共有する機会を大切にしています。

今後も彼女の進化する姿を見守り、多くの作品での活躍に期待が寄せられています。

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