総務部 (海上保安庁)

海上保安庁 総務部について

海上保安庁の総務部は、庁内の円滑な運営を支える要となる部署です。1950年（昭和25年）6月1日に長官官房から改称し、現在の体制となりました。その主な役割は、海上保安庁全体の一般管理業務と、各部署間の行政調整を行うことです。組織は、政務課、秘書課、人事課、情報通信課の4つの課で構成されており、それぞれの課が専門的な業務を担当しています。

各課の業務内容

政務課

政務課は、総務部の中でも特に幅広い業務を担当しています。具体的には、以下の業務を行っています。

公文書の管理
所掌事務の総合的な調整
行政考査や調査・統計
広報活動
政策評価
一部の会計事務

これらの業務は、海上保安庁の他の部署では担当しないものが多く、庁全体の運営を円滑に進める上で重要な役割を担っています。また、広報活動では、音楽隊やマスコットの「うみまる」を活用し、国民への広報活動を積極的に行っています。

秘書課

秘書課は、職員のサポートを中心とした業務を担当しています。その業務内容は以下の通りです。

機密文書の管理
職員の給与支給
衛生医療に関する業務
宿舎の管理
儀式や恩給に関する事務
海上保安官に協力した者への災害給付

これらの業務は、職員が安心して業務に取り組めるように、環境を整える上で欠かせないものです。

人事課

人事課は、職員の人事に関する業務全般を担当しています。主な業務内容は以下の通りです。

職員の任免
給与に関する業務
懲戒に関する業務
服務に関する業務
表彰に関する業務

職員の採用から退職まで、人事に関する一連の業務を担当しており、海上保安庁の組織運営に大きく関わっています。

情報通信課

情報通信課は、情報通信システムの整備と管理を担当しています。主な業務内容は以下の通りです。

情報通信システムの整備
情報通信システムの管理

これらの業務は、海上保安庁の活動を支える重要な基盤であり、情報化社会においてますます重要性が増しています。

その他の業務

各課の業務以外にも、総務部では以下の業務を行っています。

行政考査や調査統計に関する業務
個人情報や内部情報の管理
官報掲載に関する業務
福利厚生に関する業務
資金管理に関する業務
国立国会図書館支部海上保安庁図書館の運営

組織構成

総務部の組織は、以下のようになっています。

政務課
政策評価広報室
予算執行管理室
企画官
企画調整官
警務管理官
秘書課
福利厚生調整官
人事課
人事企画官
情報通信課
システム整備室
システム管理室
サイバー対策室
教育訓練管理官
主計管理官
国際戦略官
危機管理官
海上保安試験研究センター

関連情報

海上保安庁総務部'>総務部
国立国会図書館/支部図書館
海上保安レポート
海上保安庁音楽隊
海上保安庁船艇一覧
海上保安庁の保安部、保安署等一覧

総務部は、海上保安庁の活動を多岐にわたり支える重要な部署であり、その業務は庁内全体に深く関わっています。

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