緒方貴臣

緒方貴臣

緒方貴臣（おがた たかおみ、1981年5月16日 - ）は、日本の映画監督。

来歴

福岡県福岡市出身。高校を中退後、共同経営者として会社を設立。25歳で会社を退社後、海外を放浪。帰国後、映画学校へ入学するも、学校の方針に合わず3ヶ月で中退。2009年より独学で映画制作を始める。

映画監督としての活動

初監督作品『終わらない青』（2009年）は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010オフシアターコンペティション部門にノミネートされるなど、国内外の映画祭で高い評価を受ける。緒方は同作について、「観終わった後に無力感、罪悪感、不快感が残るように心がけた」と語っている。

社会問題を独自の視点と洞察力で鋭く切り取った作品を通して、世の中へ問題提起を続けている。元々ジャーナリスト志望であったという。3作目にあたる『子宮に沈める』（2013年）は、大阪2児餓死事件を基にした作品であり、児童虐待のない社会を目指す「オレンジリボン運動」推薦映画となった。

監督・脚本作品

終わらない青（2009） - 脚本・撮影・監督
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010 オフシアターコンペティション部門ノミネート
沖縄映像祭2010 準グランプリ
体温（2011） - 脚本・監督
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011 オフシアターコンペティション部門ノミネート
Fantastic Fest 2011 正式招待
レインダンス映画祭2011 正式招待
UCLA GSA Melnitz Movies 2011 正式招待
シアトル映画祭2012 正式招待
福岡アジア映画祭2012 正式招待
子宮に沈める（2013） - 脚本・監督
Nippon Connection 2014 正式招待
岡山映画祭2014 正式招待
BEPPU凱旋映画祭2016 正式招待
飢えたライオン（2017） - 脚本・監督
東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門ノミネート
ロッテルダム国際映画祭 VOICES部門正式招待
スイス GINMAKU Japanese映画祭 正式招待
Nippon Connection NIPPON VISION部門正式招待
シドニー映画祭 正式招待
バレンシア国際映画祭 コンペティション部門 最優秀脚本賞、若手審査員賞
ニューヨークアジア映画祭 正式招待
プチョン国際ファンタスティック映画祭 最優秀アジア映画賞
ジッフォーニ映画祭 Generator+18部門ノミネート
アルバニア国際人権映画祭 正式招待
シウダッド・デ・ソリア映画祭 正式招待
ブラジル サンルイス国際映画祭 正式招待
コペンハーゲン国際映画祭 子ども・家族向け部門「BUSTER」正式招待
ウィーン国際映画祭 正式招待
ハワイ国際映画祭 正式招待

外部リンク

緒方貴臣公式ホームページ
緒方貴臣公式ブログ - Ameba Blog
緒方貴臣TakaomiOgata (@NeverEndingBlue) - X（旧Twitter）
「子宮に沈める」公式サイト

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