繭月の棺

Dのインディーズ2枚目のシングルとしてリリースされた「繭月の棺」は、GODS CHILD RECORDSから発売されました。このシングルは、2004年11月4日の渋谷O-WEST、2004年11月13日の名古屋ell. FITS ALL、そして2004年11月23日の大阪MUSE HALLという、全3公演の会場限定で販売された貴重なアイテムです。

「繭月の棺」の大きな特徴は、3種類全てでデザインが異なっている点です。これらのCDは、表紙絵が繋がるような仕様になっており、コレクター心をくすぐる仕掛けが施されていました。

発売当時、「繭月の棺」にはPV（プロモーションビデオ）は制作されていませんでした。しかし、2005年9月28日に発売されたD初のフルアルバム「The name of the ROSE」の初回限定B版DVDに、「繭月の棺」のPVが収録されることになりました。これにより、「繭月の棺」の世界観が映像としても楽しめるようになりました。さらに、「The name of the ROSE」の通常版には、「月夜の恋歌」がボーナストラックとして収録され、CDを手にしたファンを喜ばせました。

収録曲は以下の通りです。

1. 月夜の恋歌
作詞：ASAGI、作曲：ASAGI
2. 繭月の棺
作詞：ASAGI、作曲：Ruiza

「月夜の恋歌」は、ASAGI自身が作詞・作曲を手がけた楽曲で、Dの音楽性を象徴するような美しいメロディと歌詞が特徴です。一方、「繭月の棺」は、Ruizaが作曲を担当し、ASAGIが作詞を手がけています。Ruizaの独特な音楽センスが光る楽曲で、こちらもDの代表的な楽曲の一つとなっています。

会場限定販売という希少性、そしてCDのデザインや初回限定版DVDへのPV収録など、「繭月の棺」はDの歴史の中でも特別な位置を占める作品と言えるでしょう。Dのファンであれば、ぜひ手に入れたいアイテムです。

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