羅相浩

羅 相浩 (ナ・サンホ)



羅相浩は1996年8月12日に大韓民国全羅南道潭陽郡で生まれたプロサッカー選手です。彼は現在、JリーグのFC町田ゼルビアに所属し、フォワードおよびミッドフィールダーとして活躍しています。韓国代表としても多くの経験を積んでいる彼は、未来のサッカー界を担う選手の一人とされています。

来歴



クラブ経歴


羅は光州FCの下部組織である錦湖高等学校で育ち、2014年にはKリーグジュニアでリーグ得点王とMVPを受賞しました。高校を卒業後、檀国大学校に進み、そこでのプレーでさらなる注目を集めました。

2017年に光州FCに入団し、プロデビューを果たします。初年度から出場機会を得て、リーグ戦で18試合の出場を果たし、2ゴールを記録しました。翌年の2018年には、エースナンバーである「10」を背負い、31試合に出場し16得点を挙げる活躍を見せました。この成績により、Kリーグ2のリーグMVP、得点王、またリーグベストイレブンに選出されるなど、輝かしい功績を上げました。

それからの成長が続き、2019年にはFC東京への完全移籍が発表されました。FC東京では、新加入選手の久保建英の穴を埋める活躍をし、2021年にはFCソウルに移籍しました。ソウルでは104試合に出場し、29ゴール・14アシストを記録しています。2023年には月間MVPに2度選出されるなど、チームの中心選手としての地位を確立しました。

2024年にはFC町田ゼルビアに完全移籍し、開幕戦での初出場を果たしましたが、負傷によって交代せざるを得ませんでした。それでも、第9節のFC東京戦で待望の初ゴールを決め、結果を残しています。

代表経歴



羅相浩は、2018年にはU-23韓国代表の一員としてアジア大会で優勝を果たし、兵役を免除されました。彼は同年11月には韓国代表に初めて招集され、2019年のAFCアジアカップ2019にもメンバーに選出されましたが、出場前に負傷のため離脱しました。その後も彼は国際Aマッチに出場し、6試合をこなしています。

人物



スピードが持ち味で、100メートル走では11秒台を記録しています。攻撃的なプレースタイルは得点力に表れ、彼の特徴的な動きはラインブレイカーとしての役割を果たしています。フィジカル強化のために、高校卒業後はプロではなく大学進学を選んだことも、彼の成長に寄与しています。

2019年のE1選手権では、日本戦でのカウンター攻撃において、パウロ・ベント監督の指示のもと、左サイドで積極的に攻撃を仕掛けました。

所属クラブ



タイトル


個人



代表


  • - U-23韓国代表 - アジア競技大会 (2018年)

代表歴


出場大会

結論



羅相浩は、韓国サッカー界での中心的役割を果たしながら、今後もさらなる成長を期待される選手です。彼の活躍がサッカーファンにとって楽しみな要素となるでしょう。

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