美味時間

美味時間（うーまいたいむ）

『美味時間』は、2001年10月から2010年4月にかけて東海ラジオ放送で放送されたラジオ番組です。正午の時間帯に放送され、食に関する情報や旅の提案を中心に楽しいトークが繰り広げられました。新たなリスナーを獲得し、長年にわたり愛される番組となりました。

番組の流れと特徴

この番組は、前の番組である『あんびるとよぞうのラジオどんぶり』の後を受けて、2001年秋の改編でスタートしました。放送は毎日、生放送で行われ、様々な「箱番組」を取り入れていました。この中には、東京スタジオからの生放送『TOKYO UPSIDE STATION』も含まれ、リスナーにとって多様な内容を楽しむことができました。

長い放送の期間の中で、番組は数回の時間変更を経験しました。最初の放送時間は12時20分から13時まででしたが、後に12時15分から13時、最終的には12時から13時に変更されました。このような変遷の中でも、番組は多くのファンを集め続けました。

出演者とパーソナリティ

スタジオでは、東海ラジオのアナウンサーたちがパーソナリティを務めました。具体的には、早川佳樹さんが番組の初期を担当し、その後、源石和輝さんや原光隆さんなどが交代で出演しました。彼らの軽快なトークや、おもしろいゲストとのインタビューはリスナーから好評を得ていました。さらに、特定期間ではゲストコーナーや特別企画も設けられ、よりバラエティ豊かな内容が提供されました。

特別コーナーや企画

番組内にはいくつかの独特なコーナーや企画がありました。人気コーナーの一つに、旅やグルメをテーマとした「ちょっと旅気分」があり、特に金曜日に放送されました。また『美味新聞』では、最新のニュースを取り上げ、リスナーに情報を提供しました。これらの企画を通じて、リスナーは楽しい話題や有益な情報を受け取ることができました。

他にも、リスナー向けのプレゼントコーナー「ハッピープレゼント」や、重要な地震に関する情報を取り扱うコーナーも設けられ、地域に密着した内容を提供していました。地震関連の特集では、月曜日から木曜日ごとに具体的なテーマが設定され、その周辺の情報を詳しく掘り下げていました。

終了と復活

2010年の春に『かにタク言ったもん勝ち』の放送時間変更に伴い、『美味時間』は放送を終了しました。その後、正午枠の生ワイド番組はしばらく中断されましたが、2014年度には『日替わりラジオ コレカラ』が新たにスタートしました。また、2010年と2011年には1日限定で復活放送が行われましたが、本放送が再開されることはありませんでした。

県民に長年愛された『美味時間』は、その楽しい内容とリスナー参加型の企画を通じて、多くの思い出を残しました。今でもその名はリスナーの心に深く刻まれていることでしょう。

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