美幌・津別広域事務組合

美幌・津別広域事務組合：地域住民の安全と安心を守る組織

北海道網走郡に位置する美幌町と津別町は、広域的な行政事務の効率化を図るため、美幌・津別広域事務組合を設立しました。この組合は、両町の住民にとって不可欠なサービスを提供する重要な役割を担っています。

組合の管轄と業務

美幌・津別広域事務組合は、消防業務と火葬場の管理を主な業務としています。2019年12月31日現在、組合の管轄人口は23,833人で、美幌町が19,235人、津別町が4,598人を占めています。管轄面積は1,155.21平方キロメートルに及び、美幌町が438.41平方キロメートル、津別町が716.80平方キロメートルとなっています。この広大な地域において、住民の安全と安心を守るための行政サービスを提供しています。

美幌・津別広域事務組合消防本部：住民の生命と財産を守る

美幌・津別広域事務組合消防本部は、美幌町と津別町の消防防災体制の中核を担う組織です。美幌消防署と津別消防署の2つの消防署から構成されており、迅速かつ的確な消防活動で地域住民の生命と財産を守っています。

消防本部の歴史

消防本部は1971年12月1日、美幌・津別消防事務組合として発足しました。その後、1972年4月1日には津別消防署が開設され、1991年4月1日には美幌・津別広域事務組合に改称されました。近年では、2009年12月15日に高機能消防司令システムを導入し、2013年4月1日には消防救急デジタル無線の運用を開始するなど、時代のニーズに応じた技術革新にも積極的に取り組んでいます。

消防本部の組織と人員

2019年4月1日現在の消防職員数は67名です。消防長、消防次長を頂点に、消防本部グループ（総務主幹、警防主幹、予防主幹、通信主幹）、美幌消防署グループ（庶務主幹、警防司令）、津別消防署グループ（警防司令）など、複数の部署が連携して業務にあたっています。それぞれの部署が専門性を活かし、効率的な消防活動を実現しています。

消防車両

消防本部は、地域防災体制を維持するために、様々な消防車両を保有しています。主な車両としては、タンク車6台、水槽車1台、ポンプ車7台、高規格救急車4台、指揮車1台、広報車6台、林野工作車1台、その他車両3台などがあります。これらの車両は、火災や災害発生時の迅速な対応に不可欠な存在です。

所在地

消防本部・美幌消防署：北海道網走郡美幌町字栄町1丁目4番地
津別消防署：北海道網走郡津別町字新町1番地5

まとめ

美幌・津別広域事務組合は、限られた資源の中で、効率的な行政運営を行い、地域住民の生活の安全と安心を守り続けています。今後も、住民ニーズの変化に対応しながら、更なる発展が期待されます。

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