美濃国の式内社一覧

美濃国の式内社一覧は、平安時代に編纂された『延喜式』の「神名帳」に記載されている神社、いわゆる「式内社」と、その論社をまとめたものです。美濃国には、大社として1座1社（名神大社）、小社として38座37社、合計で39座38社の式内社が存在しました。

式内社について

『延喜式』は、律令制下における祭祀制度を定めたもので、その中の「神名帳」には、当時朝廷が重要と認めた神社が記載されています。これらの神社は「式内社」と呼ばれ、朝廷から祭祀料が支給されるなど、特別な扱いを受けていました。

美濃国の式内社は、大社として1社、小社として37社が記録されています。大社は「名神大社」とも呼ばれ、特に霊験あらたかな神社として重視されました。小社は、大社に準じる神社として扱われました。

式外社について

『延喜式』神名帳に記載されていない神社は「式外社」と呼ばれます。これらの神社は、神名帳編纂当時には存在していましたが、朝廷の選定基準によって選ばれなかった、あるいは何らかの理由で記載されなかったと考えられています。

式外社の中には、地域の信仰の中心となっていたり、歴史的に重要な神社も存在します。

参考文献

この一覧を作成するにあたり、以下の文献を参考にしました。

皇典講究所・全国神職会校訂『延喜式 上巻』（大岡山書店、昭和4年） - 国立国会図書館デジタルコレクション
『延喜式 第2』（日本古典全集刊行会、昭和4年） - 国立国会図書館デジタルコレクション

外部リンク

以下のリンクも参考になるでしょう。

* 美濃国 式内社39座 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」


これらの資料と情報を基に、美濃国の式内社と式外社について理解を深めることができるでしょう。神社の歴史や信仰について興味がある方にとって、この一覧は貴重な資料となるはずです。

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