能代山本医師会病院

能代山本医師会病院は、秋田県能代市檜山に位置する病院です。1984年に能代市山本郡医師会によって開設され、地域医療に貢献してきました。病院の周辺は「能代山本医療・福祉総合エリア」として整備され、高齢者向けの交流施設などが集積しています。

特徴

能代山本地区における救急医療体制の一翼を担っており、能代厚生医療センター、地域医療機能推進機構秋田病院（JCHO秋田病院）との間で救急医療の輪番制を実施しています。これにより、地域住民は24時間体制で質の高い救急医療を受けることができます。

地域医療支援病院としての役割も担っており、地域の医療機関と連携しながら、より高度な医療を提供しています。紹介外来型病院としても機能しており、地域の医療機関からの紹介患者を受け入れています。

沿革

1984年（昭和59年）7月1日：開院
1985年（昭和60年）：開放型病院承認
1986年（昭和61年）：紹介型病院承認
1989年（平成元年）10月6日：救急告示病院認定
1990年（平成2年）：紹介外来型病院認定
2000年（平成12年）2月23日：地域医療支援病院承認
2014年（平成26年）：新棟増設工事完成

交通アクセス

能代駅前 - 東能代地区連絡コミュニティバス「ではるん」「医師会病院前」より徒歩1分
JR奥羽本線東能代駅より車5分

併設施設

介護老人保健施設「友楽苑」：高齢者の自立支援や家庭復帰を目的とした施設です。
能代山本地域産業保健センター：地域で働く人々の健康管理をサポートしています。
能代山本訪問看護ステーション：在宅療養を必要とする方々への看護サービスを提供しています。

能代山本医師会病院は、地域医療の中核として、救急医療から慢性期医療、在宅医療まで、幅広い医療ニーズに対応しています。また、併設された施設を通じて、高齢者福祉や産業保健にも貢献しており、地域全体の健康を支える役割を果たしています。

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