脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング

『脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』は、任天堂が開発・発売したNintendo Switch専用のゲームソフトです。正式名称は『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』で、脳トレの第一人者である川島隆太教授が監修しています。

シリーズの最新作

本作は、ニンテンドーDSで人気を博した『脳を鍛える大人のDSトレーニング』シリーズの最新作にあたり、ニンテンドー3DSで発売された『ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング』以来、約7年ぶりの新作となります。前作ではワーキングメモリーを鍛えることに重点が置かれていましたが、本作では『ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング』以来、11年ぶりに従来の脳トレを中心とした内容となっています。

ゲームの特徴

パッケージ版には専用のタッチペンが同梱されており、ゲームは基本的に携帯モードでのプレイとなります。収録されているトレーニングや脳年齢チェックのテストは、過去シリーズからの再録が多いですが、一部内容が変更されています。著作権クレジットは、東北大学と任天堂の併記となっています。

新しいトレーニング

今作では、Joy-ConのモーションIRカメラを使った新しいトレーニングが3種類追加されています。具体的には、指を使って計算を行う『指計算』、画面の指示に合わせて手を動かす『指体操』、じゃんけんの勝敗を指で答える『後出勝負テスト』です。ただし、これらのトレーニングは、Nintendo Switch LiteではJoy-Conと充電器を別途用意する必要があります。

トレーニングの種類

本作には、以下のような様々なトレーニングが収録されています。

指計算：画面に表示される指の数を計算するトレーニング
指体操：画面の指示に合わせて手を動かすトレーニング
漢字合成：バラバラになった漢字のパーツを組み合わせて漢字を完成させるトレーニング
直前写真：表示された写真を記憶し、選択肢の中から同じ写真を選ぶトレーニング
二重課題：ミニゲームと計算問題を同時に行うトレーニング
数独：定番の数独パズル
計算25：簡単な計算問題を25問解くトレーニング
名曲演奏：楽譜に合わせて鍵盤をタッチする音楽ゲーム
新聞音読：新聞記事を音読するトレーニング
人数数え：家に出入りする人の数を数えるトレーニング
瞬間記憶：一瞬表示された数字を記憶し、小さい順にタッチするトレーニング
計算100：計算問題を100問解くトレーニング
ワーキングメモリートレーニング：記号を記憶し、選択肢から選ぶトレーニング（アップデートで追加）
細菌撲滅：『Dr.マリオ』風のパズルゲーム

これらのトレーニングは、ゲームを進めることで徐々に開放されていきます。

脳年齢チェック

ゲームには、自分の脳年齢をチェックできる機能も搭載されています。脳年齢チェックでは、以下の7つのテストの中からランダムに3つが出題されます。

後出勝負テスト：じゃんけんの勝敗を答えるテスト
順番線引テスト：アルファベットと数字を順番に線で結ぶテスト
5×5記憶テスト：数字の位置を記憶するテスト
単語記憶テスト：単語を記憶するテスト
高速数えテスト：数字を数えるテスト
連続減算テスト：連続で引き算を行うテスト
最高数字テスト：表示された数字の中から最も大きな数字を選ぶテスト
計算25テスト：25問の計算問題を解くテスト

これらのテストの結果によって、脳年齢が診断されます。また、20歳を達成すると、メニュー画面のBGMが特別なものに変化します。

オンライン機能

本作は、Nintendo Switch Onlineに対応しており、以下のオンライン機能を利用できます。

脳トレメール：プレイ記録を家族や友人にメールで共有できる機能
世界一斉脳トレ大会：毎週土曜日に開催されるオンライン大会

その他

本作では、数独と細菌撲滅以外のトレーニングは難易度選択ができません。トレーニングの結果は、ハンコを押した数（プレイ日数）に応じて追加されていきます。

まとめ

『脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』は、脳トレシリーズの集大成とも言える作品です。新しいトレーニングやオンライン機能も追加され、より楽しく脳を鍛えることができます。ぜひ、家族や友人と一緒に脳トレに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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