自見英子

自見英子（じみはなこ）

自見英子は、1976年2月15日生まれの日本の政治家であり、医師でもあります。自由民主党に所属し、二期にわたり参議院議員として活動しています。彼女は国際博覧会担当大臣や内閣府特命担当大臣の役割を果たし、幅広い政策分野でその手腕を発揮しています。

経歴と教育背景

自見は長崎県佐世保市に生まれ、福岡県北九州市で育ちました。彼女の教育においては、1988年に北九州市立霧丘小学校、1991年に明治学園中学校を卒業し、その後アメリカのブルックライン高等学校を経て、1998年に筑波大学の国際関係学類を卒業しました。さらに、2004年には東海大学医学部を卒業し、医学の道を歩むことになります。

大学卒業後は、東海大学医学部付属病院で初期研修医としてスタート。池上総合病院や東京大学医学部の小児科に勤務し、医師としてのキャリアを積んでいきました。それと並行して、2010年からは彼女の父である自見庄三郎の議員秘書を務めました。

政政治家としての活動

自見は2013年にNPO法人日本子育てアドバイザー協会の理事に就任。その後、2014年に自民党から参議院議員選挙に立候補し、2016年に初当選を果たしました。彼女は党内で得票数の9位に入り、自民党の比例区での当選を果たすことになります。

当選後は、厚生労働大臣政務官として新型コロナウイルス対策に参画し、2020年には関連する社外活動を行いました。自見は「こども家庭庁」の創設を目指し、国会での提言活動にも積極的に関与しています。これにより、子供や家庭に対する支援の枠組みを強化しようとしています。

政策と主張

自見は医療政策に熱心で、特に訪日外国人や在留外国人の医療提供体制の整備にも取り組んでいます。彼女が主導する「自民党政務調査会外国人観光客に対する医療プロジェクトチーム」は、政府に提言書を提出し、医療の不払い問題にも対処しています。また、成育基本法の成立に向けた取り組みも手掛け、妊婦や子どもへの支援体制の確立に尽力しています。

プライベートと公私の両面

自見は2021年に参議院議員の橋本岳と結婚し、彼の子供たちとも養子縁組を行っています。彼女の父親は自民党の著名な議員であり、政治家としてのDNAを引き継いでいます。

課題と不祥事

自身の政治資金や過去の不倫に関する報道があり、政治資金パーティーの開催や政治資金の不記載問題なども浮上しました。これらは彼女の政治活動に影響を与えていますが、彼女は引き続き様々な政策に取り組んでいます。

まとめ

自見英子は、医師としてのバックグラウンドを持ちながら政治家としても様々な役割を担い、特に子どもや家庭をサポートするための政策を推進しています。彼女の活動は政治界でも注目されており、今後の動向にも大いに期待が寄せられています。

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