舞羽美海

舞羽美海（舞羽美海）

舞羽美海（まいはね みみ）は、日本の女優で、元宝塚歌劇団雪組のトップ娘役です。彼女は兵庫県西宮市に生まれ、百合学院高等学校を卒業しました。身長は160cmで、愛称は「みみ」と呼ばれています。現在は松竹エンタテインメントに所属し、舞台や映像の活動を中心に活躍しています。

来歴

舞羽は2005年に宝塚音楽学校に入学し、2007年に93期生として宝塚歌劇団に入団しました。入団当初の成績は14番で、同年の星組公演「さくら／シークレット・ハンター」で初舞台を踏みました。その後、雪組に配属されました。彼女は、その可憐な容姿と演技力から早くから注目を集め、2008年には「マリポーサの花」で新人公演初ヒロインに抜擢されます。この抜擢は入団2年目であり、彼女の才能がいかに早く認知されたかを物語っています。

2009年には「忘れ雪」でバウホール・東上公演初ヒロインを務め、翌年には「オネーギン」で専科理事の轟悠の相手役を担当し、3度目の東上公演ヒロインとしての地位を確立しました。2011年、音月桂のトップ大劇場お披露目作「ロミオとジュリエット」ではヒロインのジュリエット役を夢華あみとダブルキャストで演じ、同年には雪組のトップ娘役に就任しました。「仮面の男／ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」において、音月とのトップコンビとして大劇場においてお披露目され、舞羽の名はさらなる広がりを見せました。

しかし、2012年12月24日、「JIN-仁-／GOLD SPARK!」の東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を音月とともに退団しました。その後、松竹エンタテインメントに所属し、多彩な舞台や映像作品に出演しています。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

舞羽美海の宝塚歌劇団時代には、数多くの重要な舞台に出演しています。彼女の初舞台は2007年の星組『さくら／シークレット・ハンター』でした。雪組に転籍後は、2008年から2012年まで様々な公演で活躍し、特に「君を愛してる-Je t'aime-」や「ロミオとジュリエット」、さらには「仮面の男」など、多くの代表作を持つことになりました。

宝塚退団後の主な活動

宝塚退団後は、舞台だけでなく、テレビドラマや映画にも出演し、幅広いジャンルで活躍しています。2013年には『チョンガンネ〜おいしい人生お届けします〜』にて主要キャストとして出演し、その後も『道頓堀喜劇祭り』や『ダンス・オブ・ヴァンパイア』といった多彩な舞台に出ることになります。また、テレビドラマにも数多く出演しており、「あさが来た」や「早子先生、結婚するって本当ですか?」などが彼女の代表作です。

映画の分野でも、2014年公開の『超高速!参勤交代』や続編にも出演し、その存在感をいかんなく発揮しています。さらに、近年では2023年の『進撃の巨人-the Musical-』に出演するなど、常に新たな挑戦を続けています。

受賞歴

舞羽は2011年に宝塚歌劇団年度賞の新人賞を受賞し、2012年には努力賞も受賞しています。これらの受賞は、彼女の努力と成果を証明するものであり、今後の活躍に期待が寄せられています。

舞羽美海は、宝塚歌劇団での経験を経て、舞台・映像の両面で多様な役柄を演じる実力派女優として、今後も様々な作品に挑戦し続けることでしょう。彼女の精力的な活動は、多くのファンに喜びを与えることが期待されます。

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