船尾隆広

船尾隆広のプロフィールと経歴

船尾隆広（ふなお たかひろ）は、1971年5月31日に生まれ、北海道松前郡松前町出身の元アマチュア野球選手であり、現在はアマチュア野球の指導者として教育に携わっています。

現役時代の経歴

船尾は、函館大学付属有斗高等学校での学びを通じて、上野美記夫氏の指導を受けるなどして、野球の技術を磨きました。その結果、彼は甲子園大会に出場経験を持っています。具体的には、夏の第69回大会、春の第60回大会、さらに秋の第18回大会に参加し、高校時代から卓越した才能を示しました。

1990年、船尾は新日本製鉄室蘭に入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせます。彼は1994年までこのチームでプレーしましたが、1995年には野球部が休部となったため、NTT北海道に転籍します。ここでも彼は2003年までの間、プレイヤーとして活躍を続けました。

指導者としての歩み

選手引退後、船尾は2012年4月に札幌大谷中学校のコーチに就任しました。翌年の2013年8月には同校の野球部部長となり、さらには2014年12月に札幌大谷高等学校の監督に就任しました。切磋琢磨の中で、彼は次世代の選手たちを指導し、2014年以降も指導者としての経験を積み重ねていきます。2024年4月からは札幌大谷高等学校の部長として、後進の育成に注力する予定です。

全国大会での成績

船尾の指導の下で、彼のチームは全国大会での素晴らしい成績を収めました。秋の大会においては1回出場し、全勝で優勝を果たしています（2018年）。春の大会でも1回出場し、1勝を挙げています。夏には1回出場したものの、勝利には至りませんでした。通算で3回の全国大会出場を果たし、5勝2敗という成績を残しています。

特筆すべき実績

船尾は、第13回IBAFインターコンチネンタルカップの日本代表選手としても活躍したことがあり、その際の経験が後の指導者としての彼を支えているでしょう。さらに、彼は第49回明治神宮野球大会で優勝監督としてチームを導き、その指導力を広く認められています。

関連人物

彼の指導者としての背景を語る上で、香田誉士史氏（駒大苫小牧高の元監督）は外せない存在です。香田氏も北海道の高校で全国制覇を経験し、船尾と並ぶ優れた指導者です。また、船尾の母はお笑いコンビ・タカアンドトシのトシの親戚であることから、芸能界との関わりも興味深いポイントです。

最後に

船尾隆広は、彼の現役時代の経験を生かし、選手育成に情熱を注いでいます。これからも、彼の指導する選手たちのさらなる成長が期待されます。

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