艦隊これくしょん -艦これ- (アニメ)

概要

『艦隊これくしょん -艦これ-』は、2015年に放送された日本のテレビアニメで、全12話から構成されています。このアニメは、2013年から提供されているブラウザゲームをベースにしていますが、アニメ版ではロゴデザインが独自のものとなっています。また、2016年には劇場版が公開され、その名も『劇場版 艦これ』です。

最初のテレビアニメは、ゲーム版からの逆輸入要素を取り入れながら、艦娘たちの成長や戦いを描いています。2019年には新作アニメの制作が発表されたものの、続編のストーリーとの連続性は否定されています。それにも関わらず、ファンは新たな展開に期待を寄せています。

テレビアニメ

アニメは2015年1月から3月に放送されました。放送に先立つ公式イベントで、テレビアニメ化の企画が進行中であることが発表されました。アニメの主人公は駆逐艦吹雪で、彼女の成長や仲間との絆が物語の中心となっています。提督は存在するものの、ゲーム同様に画面に描かれることはなく、視聴者は艦娘たちの視点から物語を追体験します。

物語では、吹雪が先輩である空母赤城に憧れを抱き、彼女の護衛艦になることを目指します。しかし、仲間である如月の轟沈という悲劇に直面し、彼女たちの絆が試されます。最終的に、吹雪は提督の命令に応え、南方へ遠征し、様々な困難を乗り越えてゆきます。

劇場版

劇場版は2016年11月26日に公開され、全国60スクリーンで封切られました。興行収入は5億6000万円を記録し、映画動員ランキングでも良好なスタートを切りました。物語はMI作戦の成功を描き、艦娘たちがさらなる深海の敵に立ち向かう様子が描かれます。

劇場版では、南方へ進出した艦娘たちがショートランド泊地での戦闘に臨む様子が描かれ、如月が謎の痣を持ちながら生き返るという異変が起こります。彼女の異変は、艦娘たちと深海棲艦との関係性を浮き彫りにし、ストーリーの進行に重要な役割を果たします。

あらすじ

吹雪は新たに鎮守府に着任し、空母赤城に憧れを抱きつつ成長を目指します。しかし、睦月の姉である如月が轟沈し、仲間たちは喪失感に包まれます。提督の命令に従って部隊再編を行った吹雪は、第5遊撃部隊の旗艦として南方へ出征します。

数々の困難を乗り越え、ついにはMI作戦での成功を収めます。劇場版では、MI作戦の成功を経て、南方への攻撃を開始した艦娘たちが、敵の謀略や如月の異変など多くの障害に直面する様子が描かれます。吹雪は、失われた仲間や自分の存在意義を求めながら、困難に立ち向かう姿が描かれています。

登場キャラクター

物語には、アニメオリジナルのキャラクター設定が多数盛り込まれています。吹雪をはじめ、仲間たちの成長や絆が描かれ、視聴者は彼女たちと共に戦いの中で成長していく様子を楽しむことができます。アニメ版で新たに登場したキャラクターや、詳細なバックストーリーがファンの間で話題となり、作品の魅力を一層引き立てています。

本作は艦娘たちの友情や勇気をテーマにし、視聴者を引き込むストーリー展開が魅力的です。劇場版も含め、多くのファンから愛され続けています。

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