色摩知巳

色摩 知巳のバレーボール人生

色摩知巳（しかまともみ）は、1989年6月20日生まれの元女子バレーボール選手です。神奈川県横浜市出身で、小学1年生からバレーボールを始め、以降その才能を開花させました。彼女のバレーボールキャリアは、文京学院大学女子高等学校での学びから始まりました。

学生時代

文京学院大学女子高等学校に進学した色摩は、そこでの実績を通じて、2007/08シーズンにはV・チャレンジリーグのKUROBEアクアフェアリーズの内定選手として認められました。このリーグは当時のVリーグの2部に該当し、彼女にとって大きなステップとなりました。彼女は内定選手として試合に出場し、Vリーグにデビューを果たしました。

プロ入りと活躍

2008年、高校を卒業後にKUROBEアクアフェアリーズに正式に入団しました。在籍中には多くの試合でプレーし、チームの重要な選手として奮闘しました。しかし、2016年に現役引退を発表し、一旦バレーボールから離れることとなりました。

現役復帰

その復帰は早く、2017年には1年のブランクを経て、再びV・チャレンジリーグのGSS東京サンビームズに入団しました。この期間中、彼女はその卓越した技術でチームを牽引し、卓越したプレースタイルは周囲から高く評価されました。監督の石原昭久からは「技のデパート」と称され、彼女の多彩な技術力がチームに与えた影響は計り知れません。

特筆すべき業績

2022年11月13日には、リガーレ仙台戦で通算230試合出場を達成し、この記録により「Vリーグ栄誉賞」の受賞基準に達しました。この偉業は、彼女のキャリアにおいて重要なマイルストーンとなりました。

現役引退後

2022/23シーズンを終えた後、色摩は再び現役を引退しましたが、その後もバレーボール界と関わりを持ち続けることとなります。コーチとしてGSS東京に登録されたものの、シーズン終了後に登録抹消となりました。

色摩知巳のバレーボール人生は、彼女の豊かな技術力と、チームに対する献身的な姿勢を証明するものでした。彼女の活躍は、後輩たちにとっても大きな刺激となり、バレーボール界における足跡を残しました。

もう一度検索