花右京メイド隊

花右京メイド隊

『花右京メイド隊』は、もりしげによる日本の漫画作品であり、1999年から2006年まで『月刊少年チャンピオン』で連載されました。ジャンルは「やすらぎ系美少女コミック」とされ、全14巻の単行本が刊行されています。2001年と2004年にはそれぞれテレビアニメ化もされています。

ストーリー

物語は、主人公の花右京太郎が、ある日突然、莫大な財産を持つ大豪邸の主となることから始まります。そこで彼を待ち受けていたのは、個性豊かなメイドたちからなる「花右京メイド隊」との共同生活でした。太郎は、メイドたちに囲まれながら、様々な出来事に巻き込まれていきます。

主要キャラクター

花右京太郎
15歳。ひょんなことから花右京家の当主となる少年。TVゲーム好きで優しい性格。

マリエル / 花右京マリエ
花右京メイド隊のメイド長。才色兼備でメイドたちからの信頼も厚い。

シンシア＝ランドラヴィジャー
メイド隊最年少。情報部所属で、ほとんど言葉を発しない内向的な少女。

グレース
シンシアの中にあるもう一つの人格。自信家でハッキングを得意とする。

鈴木イクヨ
技術部の責任者。発明が得意なオタク少女。

剣コノヱ
警備部の責任者。メイド隊全体でもマリエルに次ぐ地位の女性。剣術に長ける。

慈悲王リュウカ
花右京家とライバル関係にある慈悲王家の次期当主。武力による世界統一を目論むミリタリーマニア。

早苗八島
コノヱに憧れるメイド。警備部から太郎付きメイドに転属。

アニメ

『花右京メイド隊』は過去に2度アニメ化されています。

花右京メイド隊 (2001年)
全12話で、OVAもリリースされました。女性アレルギーという太郎のオリジナル設定が追加されています。

花右京メイド隊 La Verite (2004年)
原作を基に改めて制作された作品。「La Vérité」はフランス語で「真実」を意味します。

作品の特徴

『花右京メイド隊』は、一見するとハーレムもののコメディですが、物語が進むにつれて、花右京家の秘密や登場人物たちの過去が明らかになっていきます。コミカルな要素とシリアスな展開が組み合わさった、独特な世界観が魅力です。

関連情報

原作：もりしげ
掲載誌：月刊少年チャンピオン（秋田書店）
レーベル：少年チャンピオン・コミックス
アニメーション制作：童夢

その他の登場人物

フェンリル
杉野アヤ
さゆり
お側御用隊三人娘
泉キョウジ
花右京北斎
紫皇院
慈悲王シズカ

花右京邸 部署リスト

執務局
御世話部（御側御用大隊）
衣装部
人事部（人事課）
御膳部
管理部
秘書部
医療部
業務部
警備部
財務部
技術部
外務部
保養所管理事務所
庭園課
工務部
研修課
図書課
太郎様付
囲碁部

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