花咲く乙女と恋の魔導書

花咲く乙女と恋の魔導書

『花咲く乙女と恋の魔導書』は、2011年にでぼの巣製作所からリリースされた、PC向けの恋愛アドベンチャーゲームです。この作品は、竜少女たちが様々な依頼をこなしながら成長していく姿を描いており、続編にあたる『花散る都と竜の巫女』が2012年4月27日に発表されました。この2作は、竜少女シリーズの中で特に注目されています。

概要

本作は『空を仰ぎて雲たかく』『時を奏でる円舞曲』に続く、竜少女シリーズの第3弾となります。シナリオライターのミシマは、女性の視点から少女の恋愛感情や心の内面に迫った物語を紡いでいます。この作品の大きなテーマは「女の子の本当の気持ち」であり、そうしたディープな感情がゲームの中で表現されています。また、登場キャラクターの一人に、榊原ゆいが声を担当するライムがあり、彼女の所属事務所「ラブトラックス」のマスコットが特別出演している点も注目です。

ストーリー

花咲く乙女と恋の魔導書

物語は、竜の少女ライムとシーナが新たなギルドを立ち上げるために旅をするところから始まります。彼女たちは、依頼を受けてエリールと呼ばれる村へ向かう途中で、モンスターに襲われている少年アインを救います。アインは、モンスターの魔法によって子どもの姿になっていますが、協力者としてライムとシーナの元に加わります。

花散る都と竜の巫女

続編では、シーナたちが誤って魔力の暴走に巻き込まれ、異国へと飛ばされてしまいます。新たな環境に戸惑う彼女たちでしたが、村民からもたらされた情報により、城主との面会が実現します。城主は、さらわれた娘・くくり姫を救出してほしいと依頼し、彼女たちは仲間と共にギルドを設立しながら事件解決に乗り出します。

登場人物

花咲く乙女と恋の魔導書

• - ライム（声：榊原ゆい）: 本作の主人公の一人。双子の姉妹のような存在。
• - シーナ（声：北都南）: もう一人の主人公で、ライムの異母姉妹。視点が異なるストーリーを提供。
• - アイン（声：神村ひな）: モンスターの魔法で少年の姿にされている駆け出しの合成師。
• - ドルチェ（声：歩河みぃな）: 落ちぶれた貴族の娘で、ライムたちのギルドと対立。
• - 村長（声：深川緑）: エリールの村長で、ライムたちにギルド設立を依頼した信頼される人物。
• - 神父ジーザス（声：J-一郎）: 体格の良い神父で、村の教会に布教に来ている。

花散る都と竜の巫女

• - くくり姫（声：榎津まお）: 異国の姫で、物語の鍵を握る存在。
• - 五十畑草介（声：逢坂良太）: 書店を営む青年で、萬璃に恋心を抱いている。

スタッフ・主題歌

原画は山本和枝氏が担当し、OP主題歌「ラブこんぷ！」は榊原ゆいが歌い、作詞・作曲も行っています。ED主題歌「乙女の魔法☆」も同様に榊原ゆいが担当しており、ゲームの雰囲気を盛り上げています。

この作品は、登場キャラクターたちの成長や友情、恋愛を描いており、プレイヤーに感情的な体験を提供します。竜少女たちの冒険や衝突を通じて、彼女たちの絆がどのように深化するのか、ぜひプレイして体感してみてください。

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