芳賀義雄

芳賀義雄のプロフィールと業績

芳賀義雄（はが よしお）は、1949年8月1日に熊本県熊本市に生まれた日本の実業家です。現在彼は日本製紙グループ本社の代表取締役会長を務めており、そのキャリアの中で多くの重要な役職を歴任してきました。芳賀氏は日本製紙の代表取締役社長を務めたほか、日本製紙連合会の会長も務めており、彼のリーダーシップは業界においても大変評価されています。

学歴とキャリアの始まり

芳賀氏は1968年に熊本県立熊本高等学校を卒業後、熊本大学工学部工業化学科に進学し、1972年に卒業しました。さらに、1974年には同大学の大学院工学研究科修士課程を修了。彼はその後、十條製紙（現日本製紙）に入社し、八代工場に配属されました。ここで研究・技術部門を担当し、デュッセルドルフでの駐在期間を経験します。

俊才のキャリアアップ

彼は1995年には日本製紙石巻工場で原質部長に就任し、1997年には小松島工場の工務部長を経て、2000年まで勿来工場の工務部長を務めました。2002年には小松島工場の工場長に昇進し、その後も様々な役職で活躍します。

2004年には取締役企画本部長代理兼経営企画部長に就任し、翌年2005年に取締役となると同時に、日本製紙グループ本社のIR担当を始めます。続いて、2006年には常務取締役として企画本部長を務め、さらに広報やIRの担当も兼任しました。2007年には企画本部長として日本製紙グループ本社の取締役に就任し、2008年からは同社の代表取締役社長という重要な役割を担い、東日本大震災後の復興プロジェクトにも注力しました。

最近の活動と受賞歴

また、2014年には日本製紙の代表取締役会長に就任し、業界の発展に寄与し続けています。そして、2021年には旭日重光章を受章するなど、彼の貢献に対する評価は広がっています。

芳賀義雄氏は、テクノロジーと経営の両面での豊富な経験を有し、製紙業界において重要な業績を上げてきました。彼のリーダーシップと業界に対する情熱は、多くの後進にとっての模範となっています。今後も彼が日本製紙グループの発展にどのような影響を与えるか、目が離せません。

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